『宮島の花火大会』毎年8月14日に開催される
毎年主人の友人の所有する船に、40人は下らないと思うが、3つぐらいのグループで乗り込む
思い思いの準備で食べるものや飲み物などを持ち込み草津港から宮島鳥居の正面あたりを占拠する
島から長時間かけて持ってこられた巨大ないかだに横ずけし、宴会はそのいかだに上がってからである
他にもいかだの所有者の知人たちの船が横ずけし、広いいかだもあっと言う間にいっぱいになる
早速弁当や持参したおかずや酒・ビールなどがござの上に並び、花火が始まるのを待つ間宴会となる
他のグループの方たちも、ほとんど家族連れであるが、1・2人相手が船に酔ってしまい、次から来られない方もいて、一人での参加はちょっと淋しそうである
お腹もいっぱいになり、食べ飽きたころ宮島の赤の鳥居をバックに待ちに待った花火が、大きな音とともに打ち上げられ、しばし夢の世界へ移動
暗い夜空に大輪を咲かせる打ち上げ花火
真っ暗な海面を鏡にして、まばゆいばかりの水中花火
連続で打ち上げられる、小ぶりで可愛いデザインの花火
花火が打ち上げられるたびに、それを見つめる人々の顔が、上下左右に振られ、花火色に染まるのです
ところが、今年は夜中から早朝にかけての、雷と雨が襲来
7/31以来おとなしくしていた雷鳴が鳴り響き、夢の中からたたき起こされました
すさまじい稲光とそれに負けじと家をも揺るがす雷音、たたきつける雨粒
私は飛び起きてパソコンに走りより、寝ぼけ頭でコンセントを抜きました
朝になっても雨は降り続いていて、花火大会どうなるのだろうと思っていると、船主の友人から「今日はやめよう」と携帯が入った「やっぱりね」
徐々に天気はいつもの天気に戻っていったので、宮島の花火大会は行われると思うが、私達の花火は稲光と雷音が花火の代わりになり『夏の夜の夢』と化した
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