撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ホワイトディ

2005年03月09日 | Weblog
昨日は、とても暖かい日だった。
お出かけしても、足どりも軽い。お天気って、人の気持ちを随分左右するんだなあ。
街行く人も、明るい色彩の服を着ている人が多くなった。

帰り、デパートに寄って義理チョコのお返し、ホワイトディの品を買った。
以前は、夫が自分でキャンディなどを選んで返していたのだが、世の中全般がお菓子のお返しから、
下着だのバックだのあらゆる品物になった頃から、彼は時流について行けなくなりました。
ある年の「キャンディ+図書券」は、味気ないが、まあ実用的で許せる。
しかし、ある年、
「卓上用木彫りのふくろうに、リアルなふくろうのハンカチ」 をセットにして、
20代から50代までの女性の年代別に色分けして買い、「福が来る」というのがミソだと、
御自分のセンスにうっとりと、なさってらっしゃるのを見た時、私は自分の出番を自覚したのです。
私の脳裏には、箱を開いた時の女性の方々の様子が、手に取るように浮かびました。

案の定、誰も嬉しそうじゃなかったと、帰ってきました。
(私だって、いらない。 リアルなふくろうのハンカチなんて、どう使えばいいの…)

以後、毎年のホワイトディの品物選びの役を、仰せつかって久しいが、
年齢以外、好みも知らない人への品物を決めるのは、結構難しい。
女性は、現実的なので、あれば絶対使うだろうと思う、お化粧用品のポーチ、油取り紙、口紅筆などの
必需品や、あたりさわりないブランドハンカチ等をセットにして、前の年と重ならないようローテーション
にして返す事にしているが。

でも、今の時代、「本命の彼への告白、バレンタインディ」も時代遅れになって来てるんじゃないかなあ。
だいたい、今の元気な日本の若い女性はバレンタインじゃなくても、コクってると思う。

ま、バレンタインディも、お中元、お歳暮と思えばいっか。