Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

三岐鉄道・北勢線の旅(5)

2016年10月30日 | 日記
めがね橋での撮影後、楚原駅に戻る。雨が一時上がったようだ。
阿下喜行の電車待ちが50分弱ある。
西桑名―阿下喜間はダイヤが少なくなっているのである。
ちょうど昼時、楚原駅前には何もない。

西桑名行の電車が停まっており、これに乗り戻ることにした。
この電車で東員まで行こう。東員の駅前にただ1軒レストランがあると
乗務員が教えてくれた。
走り出すとまた雨脚が強くなる。今日は雨と友だちになるしかない。

昼食後、東員から阿下喜まで乗車。この北勢線、ナローなのだが駅間が
長い。ガタゴト揺られているとつい睡魔に襲われる。
居眠りしている内に阿下喜に到着。ここでは郵便局と軽便鉄道博物館なる
ものがあるので立寄る。
博物館は第1、3日曜日の開館だが、ちょうど10月16日に新しく
塗装が完成した近鉄モニ226が雨の中、綺麗な姿で留置されていた。
そう云われれば、前面が何となく昔の近鉄顔である。

雨の中、北勢線の乗り鉄、そして撮影ポイントでの思わぬコスモスの花の
ご褒美があり、ナロー鉄道を堪能して西桑名行の下り電車に乗り込んだ。
*今回、乗車した車両はすべてロングシートだったが、K77編成車は
 クロスシートである。乗務員にこの事を聞いたら、現在全検中とのこと
 今度はこのK77編成に乗ってナロー鉄道を味わって見たいものだ。