Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

金語楼さんの茶碗(2)

2015年03月08日 | 日記
2月5日に投稿した「金語楼さんの茶碗」の続きで、先日3月2日に姉宅を
訪問して茶碗を差し上げたことも3月3日の投稿で書いた。
こんな内容である『姉は、この茶碗をぬるま湯に付けてから、お茶を点て
ましょうと云った。ところが、ぬるま湯に付けて見たら、薄い土色の茶碗が
ほんのり桜色になった。
姉曰く、「このようなことは焼物では良くあることよ」と云っていたが、
釉薬の関係なのか私などはまったく分からない。
しかし、金語楼さんが桜の花びらを付けたのは、このようになることを
予想して焼いたのかと思うと流石だなと感心する。』

釉薬の変化なのか、土の変化なのか、その後何日か過ぎても色が変わらいと
姉がメールで教えてくれた。
土の変色とは、考えにくいので少し温めると桜色になる釉薬(うわぐすり)を
あえて使ったのであろうか。

もう一度、最初の焼いた状態とうるま湯に付けて、お茶を点てた時に変化した
色の比較を見てもらいために写真を掲載する。
上が頂いた時の状態、下は姉がぬるま湯で洗いお茶を点てた後の状態。
不思議な現象である。