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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

茨城県広域のマンホール蓋(その1)日立・高萩広域下水道組合

2022-07-14 22:19:04 | マンホール蓋

組合の経緯は、日立市北部、高萩市及び十王町を対象とする広域下水道事業として事業計画が策定され、昭和57年4月1日に、地方自治法に基づく一部事務組合として日立・高萩・十王広域下水道組合を設立し、昭和58年1月に国の事業認可を得て建設事業に着手しました。

その後、平成元年4月、伊師浄化センターの運転開始と同時に日立及び高萩地区の一部を供用開始、平成 3 年 4 月には旧十王町を供用開始し、平成28年度末の区域人口に対し普及率は約93.4%となっています。
なお、平成 16 年 11 月、日立市と十王町が合併したことにより、組合の名称が日立・高萩広域下水道組合に変更となりました。

それでは、前置きはここまでとしてマンホール蓋の整理に移ります。
初めに、平成 16 年 11 月、日立市と十王町が合併したことにより、組合の名称が「日立・高萩・十王広域下水道組合」から「日立・高萩広域下水道組合」となりましたので、マンホール蓋でのデザインの違いを整理します。

こちらは「日立・高萩・十王広域下水道組合」の蓋の中央部です。
上が日立市、下左が高萩市、下右が十王町の紋章です。

こちらは、「日立・高萩広域下水道組合」となった蓋の中央部です。
十王町の町章がなくなり、汚水の「汚」の文字に変わっています。
 

最初は、「日立・高萩広域下水道組合」となった蓋です 
    
こちらは親子蓋です。

こちらは小型蓋です。
    
こちらは、プラスティック製の蓋です。

こちらは「日立・高萩・十王広域下水道組合」の蓋です。

こちらは枠に模様があります。
   

こちらは小型蓋です。

こちらは、中央の紋章の位置が変わっています。 
 
こちらはプラスティック製の蓋です。

こちらの蓋は、中央に「汚」の表記があり紋章が離れたところに配置されています。
 

以上で、茨城県広域のマンホール蓋(その1)日立・高萩広域下水道組合の蓋の整理は終了です。

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茨城県高萩市のマンホール蓋

2022-07-13 21:31:29 | マンホール蓋

高萩市の経緯は、昭和12年10月1日松原町が高萩町に改称、昭和29年11月23日に高萩町・松岡町・高岡村の二町一村、黒前村・櫛形村の一部の合併により誕生、現在に至っています。

高萩市は、茨城県の北東部に位置し、 東は太平洋に面し、西は多賀山地が連なり、その間を花貫川と関根川が流れて渓谷を作っています。北部は福島県東白川郡塙町と茨城県北茨城市に接し、南部は日立市、西部は常陸太田市に接しています。

東京からは約150キロメートルの距離にあり、市の総面積は193.55平方キロメートル(令和4年1月 国土地理院)。市域の約85パーセントが山林原野等で、耕地面積は1,040ヘクタールとなっています。
人口は、令和4年6月1日現在で2.6万人強、世帯数は1.1万強となっています。

市章は、高萩市の「高」を簡明に図案化したもので、上部の両翼は飛躍を意味し、中央の尖剣は向上を表し、市の円満協力性と発展性を強く表現しています。(昭和30年2月19日制定)

市の花は「ハギ」、市の木は「マツ」、市の鳥は「キジ」です。(以上は、高萩市HPより)

高萩市は、市単独の公共下水道を持たず日立・高萩広域下水道組合が運営しています。
経緯は、昭和 57 年4 月日立市北部、高萩市、十王町を対象とする広域下水道事業を行うため、日立・高萩・十王広域下水道組合を設立します。
平成元年4月、伊師浄化センターの運転開始と同時に日立及び高萩地区の一部を供用開始、平成 3 年 4 月には旧十王町を供用開始し、平成28年度末の区域人口に対し普及率は約93.4%となっています。
なお、平成 16 年 11 月、日立市と十王町が合併したことにより、組合の名称が日立・高萩広域下水道組合に変更となりました。

市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
高萩市は、令和3年4月25日に第14弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
高萩市出身で江戸時代の地理学者、長久保赤水(1717ー1801)が手掛けた日本地図「改正日本輿地路程全図(かいせいにほんよちよていぜんず)」を描いたマンホール蓋です。 この日本図は赤水が当時の地誌や伝聞などをもとに江戸時代後期の安永8(1779)年に完成させたもので、刊行日本図としては初めて経緯線が記入されています。 赤水の関連資料が令和2年9月に国の重要文化財に指定されたことを受けてマンホール蓋を製作しました。「赤水図」の風合いを忠実に再現することを心がけてデザインしましたので、地図を描いていた当時に思いをはせていただければと思います。

高萩駅前には、長久保赤水像、日本地図「改正日本輿地路程全図」等の記念碑が建てられています。
 

こちらは、マンホールカードの座標に設置されている蓋です。
茨城県指定文化財「穂積家住宅」前の歩道に設置されています。
蓋の上部には、「日立・高萩広域下水道組合」、下部には「たかはぎ」、「おすい」と表記されています。
 
なお、広域下水道組合の一般的なデザインの蓋は日立市や高萩市の中で整理するのではなく、別途「日立・高萩広域下水道組合」の項で整理する事にします。

こちらは、昭和57年3月に分譲開始した住宅団地内で撮ったマンホール蓋です。
昭和57年4月に日立・高萩・十王広域下水道組合が設立なので、こちらの蓋は下水道組合が設立される前に設置された蓋と推測できます。
恐らく、団地のデベロッパーが団地内の下水処理設備を整備し、設置したマンホール蓋ではないかと思われます。
中央に市章、その周囲を二重にたくさんの市章が取り囲むデザインですが、本来のデザインの意図は判りません。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水(下水道)蓋です。

今回は時間制限で行けませんでしたが、他の住宅造成地区でも下水道組合が管轄する蓋以外の蓋が設置されている可能性があるようにも思います。

こちらは、高萩駅西口近くで見つけたJIS規格模様の蓋です。
中央の市章のデザインが少し違って見えますが、こちらも下水道組合の設立前に特定地区で設置された蓋なのかも知れません。

以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消火栓の蓋です。
こちらは、中央に市の鳥「キジ」のつがい、背景に市の木「マツ」と市の花「ハギ」がデザインされています。
 
こちらは規格模様の蓋です。
  

次は、防火貯水槽の蓋です。
 
こちらの蓋は、防火貯水槽の蓋と識別できる文字など有りませんが、防火貯水槽の蓋として設置されていました。

こちらは、上水道関係の仕切弁の蓋です。
 
こちらの蓋には、上部に「トミス」と表記されています。
 

こちらは、制水弁の蓋です。
 

こちらは、排泥弁の蓋です。
 

以上で、茨城県高萩市のマンホール蓋の整理は終了です。

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埼玉県鴻巣市のマンホール蓋(その4)旧北葛飾郡川里町

2022-07-12 12:41:02 | マンホール蓋

※2022.07.12更新 形状違いのデザイン蓋4枚、毘沙門亀甲模様の蓋1枚、上水道関係の蓋5枚ほか1枚を追加しました。

旧川里町の経緯は、 昭和29年に屈巣村、広田村、共和村の3村が合併し川里村が誕生します。平成13年5月1日には、町制を施行し川里町となりました。その後、平成17年10月1日に吹上町とともに鴻巣市に編入となり川里町は消滅しました。

旧川里町は、埼玉県の北東部、首都圏から約50kmの高崎線沿線に位置し、南は元荒川を境として鴻巣市と、東は星川(見沼代用水)を隔て騎西町と、西北は行田市と接しています。面積は16.58平方キロメートル、平成17年10月1日現在で人口は7.9千人強、世帯数は2.2千世帯強です。

田園風景が広がる自然豊かな農村地帯ですが、近年は急速に都市化の影響を受けています。また、特産の花きとともに、平成11年6月には古代蓮が発見され、「花と古代ロマン」のまちとして内外に知られています。

町章は、黒塗りの部分が屈巣、広田、共和の各地区を示すとともに「川里町」の「川」を意匠化したものしたものです。(昭和63年10月1日制定)

こちらは、旧川里村の村章です。
「川」の文字をデフォルメし、「里」の文字を囲んでいるようです。

町の花は「ヒマワリ」、市の木は「モクセイ」です。(以上は、鴻巣市HPより)

最初は、左側に町の花「ヒマワリ」と葉にとまるてんとう虫、右側に町の木「モクセイ」を描いたカラーマンホール蓋です。
いずれも汚水蓋です。
 (2022.07.12追加)
こちらはノンカラー蓋です。
 

こちらは、上記の小型マンホール蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。
 (2022.07.12追加)
こちらは、プラスティック製の蓋です。
(2022.07.12追加)

上記以外に、もう1種類デザインマンホール蓋がありました。
中央に町の花「ヒマワリ」の花が大きく描かれ、その周りを町民が手をつなぐデザインです。
 (2022.07.12追加)

こちらは、スリップ防止模様のマンホール蓋です。
中央の町章の下に「お」の文字があるので汚水蓋と思われます。

こちらは、毘沙門亀甲模様の雨水蓋です。
川里工業団地内の道路に設置されています。
(2022.07.12追加)

以降は、旧川里町で出会った上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消防関係の消火栓の蓋と防火貯水槽の蓋です。
最初は消火栓の蓋です。
 
こちらは防火貯水槽の蓋です。
 (2022.07.12追加)

こちらは仕切弁蓋です。
 (2022.07.12追加)

こちらは制水弁の蓋です。

こちらは、空気弁の蓋です。
(2022.07.12追加)

こちらは、排泥弁の蓋です。
 (2022.07.12追加2)

以降は、章の形から川里村時代に設置された蓋と思われます。
こちらは消火栓の蓋です。
 (2022.07.12追加)
(2022.07.12追加)

こちらは空気弁の蓋です。
 

以上で、その4.旧北葛飾郡川里町のマンホール蓋は終了です。
そして、鴻巣市のマンホール蓋の整理も終了です。

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東京都文京区のマンホール蓋

2022-07-07 21:51:09 | マンホール蓋

文京区の経緯は、明治11年に郡区町村編制法により小石川区と本郷区が成立します。その後、昭和22年3月東京都の区部が22区(後に23区)に改編された時に、小石川区と本郷区の二つが合併し文京区が誕生しました。

文京区は、東京都の区部(23区)の中心地に近く、都心3区(千代田、中央、港)のやや西北部に位置しています。皇居を中心とすれば、その北の方角に当たり、俗にいわれる「山の手」の一角にあって、東は荒川区、台東区、西は豊島区、新宿区、南は千代田区、北は北区と境を接しています。

地形は、東蔵野台地の東縁部にあたり、こう配の急な坂と崖と、江戸川(神田川)や千川・藍染川(ともに現在暗渠)などにつくられた低地の部分、また関口台、小日向台、小石川台、白山台、本郷台の5つの台地に分かれ、台地と坂、台地にかこまれた幾つかの谷から成り立っています。
面積は11.29平方キロメートル、令和4年6月1日現在で、人口は22.8万人強、世帯数は12.5万世帯強となっています。

区章は、文京区の姿を象徴する「文」の字を図案化したものです。(昭和26年3月1日制定)

こちらは、区のシンボルマークです。(平成29年3月15日制定)
大きさの異なる円を組み合わせることにより、「文」の形を表現しています。
シンボルマークの制作者は、文京区在住の野老朝雄(ところあさお)氏です。野老氏は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレムをはじめとした、多くの作品をデザインしたアーティストです。

区の花は「ツツジ」、区の木は「イチョウ」です。(以上は、文京区HPより)

文京区内は、汚水と雨水を一つの管で流す合流式となっているようです。 
区部の下水道は、10処理区に分けられ下水処理が行われるようです。文京区の多くは三河島処理区に該当するようですが、一部に芝浦処理区に該当する区域もあるようです。

三河島処理区は、荒川区にある三河島水再生センターで処理し、隅田川に放流しています。また、一部は東尾久浄化センターでろ過し、さらにきれいにして隅田川に放流するほか、三河島水再生センター内の機械の洗浄・冷却などに使用しています。

芝浦処理区は、港区にある芝浦水再生センターで処理し、東京湾(運河)に放流しています。また、その一部を繊維ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却・トイレ用水に使用しているほか、オゾンによってさらにきれいにしてから近隣地区にトイレ用水等として供給しています。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
 

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。

こちらは、中央に区章、その周りにたくさんのシンボルマークが配置されたデザイン蓋です。
区立「教育の森公園」内の道路に設置されていました。用途は未確認です。

こちらは、雨水桝や雨水浸透桝の蓋です。
    
こちらの蓋には、区の花「ツツジ」と区の木「イチョウ」の葉がデザインされています。

こちらは、電線共同溝(CCBOX)の蓋です。
団子坂上交差点から区立本郷図書館に入る道に設置されていました。

こちらは、災害用トイレの蓋です。
大観音児童遊園内に設置されています。
 

最後は、公共基準点の蓋です。
  

以上で、東京都文京区のマンホール蓋の整理は終了です。

 

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埼玉県越谷市のマンホール蓋(その2)上水道関係他

2022-07-06 21:43:39 | マンホール蓋

※2022.07.06更新 防火貯水槽の蓋1枚、公共基準点の蓋1枚を追加しました。
※2021.08.31更新 防火貯水槽の蓋2枚、公共基準点の蓋1枚、用途不明の角蓋1枚を追加しました。

その2.では、上水道関係他の蓋を整理しますが、
越谷市の上水道関係は「越谷・松伏水道企業団」が事業経営しているため、越谷市としての上水道関係の蓋は設置されていません。

そこで、その2.では越谷市の公共下水道関係以外の蓋を整理し、上水道関係の蓋は「越谷・松伏水道企業団」として整理する事にします。

越谷市消防本部・消防署は、昭和34年10月1日に消防署1署として発足し、令和元年10月1日で開設60周年を迎えます。現在は、 消防本部に5課1署5分署で活動しているようです。
最初は、防火貯水槽の蓋です。
こちらは、蓋の上部に「消防水利」と表記されています。
 (2022.07.06追加)
こちらは、蓋の上部に「防火用水槽」と表記されています。
 
こちらは、中央に市章があります。
このタイプの蓋は、中央の市章の向きが左に90度回った位置にずれています。
 
 (2021.08.30追加)

こちらは、電線共同溝(CCBOX)の蓋です。
こちらの蓋の中央には、市章の代わりに市のシンボルマークが描かれています。 

こちらの角蓋は、JR武蔵野線・南越谷駅近くで撮りましたが用途記載がありません。
他の自治体のケースと同じように電気・信号系の蓋なのでしょうか。

最後は、公共基準点の蓋です。
 (2022.07.06追加)

撮る事が出来た蓋は少ないですが、
以上で、その2.越谷市の上水道関係他の蓋の整理は終了です。

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