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埼玉県のマンホール蓋(その9)下水道(汚水・雨水・浸透井)関係

2023-03-09 15:36:40 | マンホール蓋

※2023.03.09更新 第62回「下水道の日」作品コンクール・ポスター部門で県知事賞を受賞した作品がプリントされているマンホール蓋3種類、JIS規格模様の蓋4枚、亀甲模様の蓋4枚を追加しました。
※2022.03.10更新 埼玉150周年記念のデザインプレート型マンホール蓋3種類、用途記載のない蓋・浸透井蓋を4枚追加しました。

これまで、埼玉県が運営する8つの流域下水道に係わるマンホール蓋を整理して来ましたが、こちらでは県が運営主体となる施設、公園や県道などで見られる埼玉県の下水道(汚水・雨水・浸透井)関係のマンホール蓋を整理します。

その前に埼玉県の概略を整理します。
埼玉県の経緯は、明治4年に廃藩置県が行われ、「県」の統廃合があり、11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生しました。生まれたばかりの埼玉県は今と違って、荒川より東の地域でした。荒川の西が入間県で、明治6年に群馬県と合併して熊谷県に。そして、明治9年、埼玉県と旧入間県が合併して、今の埼玉県とほぼ同じ形になりました。

埼玉県は、関東地方の中央部から西部に位置する内陸県で、東は茨城、千葉、西は長野、山梨、南は東京、北は群馬、栃木の1都6県に接しています。
地勢は、県の最高峰・三宝山(2,483m)をはじめとする2,000m 級の山々が西部に連なり、東部に移るにつれて丘陵、台地、低地と次第に低くなっています。

面積は3,797.75平方キロメートル、平成27年の国勢調査では人口は726.6万人強、世帯数は297.1万世帯強です。

県章は、まが玉16個を円形に並べたものです。埼玉県名由来の一つとされる「幸魂(さきみたま)」の「魂」は、「玉」の意味でもあり、まが玉は埼玉県にゆかりの深いものとなっている。また、まが玉を円形に配置したデザインは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表している。(昭和39年9月1日制定)

県の愛称は「彩の国」です。
「彩」は、いろどりや美しさを表す言葉で、四季折々の色彩豊かな自然に恵まれ、産業、文化、学術などさまざまな分野で発展する多彩な国、埼玉県を表現している。21世紀に向けて大きな発展の可能性を象徴する言葉として、全国から寄せられた21,275点の中から県の愛称として決まったそうです。(平成4年11月14日選定)

こちらは、「彩の国キャンペーンマーク」です。
愛称「彩の国」の一層の普及を図るため、平成5年11月14日に選定されました。
このマークは、3人が手を取り、肩を組み合い、楽しく元気に前へ進もうとしているイメージを表現しています。各色は、「夢がいっぱい=ブルー」、「元気がいっぱい=レッド」、「自然がいっぱい=グリーン」を表しています。

県の花は「サクラソウ」、県の木は「ケヤキ」、県民の鳥は「シラコバト」、県の魚は「ムサシトミヨ」、県の蝶は「ミドリシジミ」です。(以上は、埼玉県HPより)

最初は、埼玉150周年記念として開催された「マンホールデザインコンテスト」で、小学生部門、中学生・高校生部門、一般(大学生以上)部門の各部門で最優秀作品となったデザインをデザインプレート型のマンホール蓋にしたものです。
こちらは、中学生・高校生部門で最優秀作品となったデザインです。
周囲のまが玉は63市町村を表し、県の花、木、魚、蝶と県のキャラクターの「コバトン」、「さいたまっち」を加えて、豊かな自然とともにゆったりと流れる時間を表現しています。
埼玉県庁衛生会館前歩道に設置されています。
 (2022.03.10追加)
上記の蓋は、令和4年11月26日の表彰式に合わせ、下記の蓋に入れ替わっているようです。
なお、入れ替えられたパネル部分は記念として受賞者に贈られるようです。
第62回「下水道の日」作品コンクール・ポスター部門・中学生の部で県知事賞を受賞した作品がプリントされています。
(2023.03.09追加)

こちらは、小学生部門で最優秀作品となったデザインです。
埼玉150周年記念のことを思って書かれています。
埼玉県庁衛生会館前の道路を挟んで向かい側の歩道に設置されています。
 (2022.03.10追加)
上記の蓋は、令和4年11月26日の表彰式に合わせ、下記の蓋に入れ替わっているようです。
なお、入れ替えられたパネル部分は記念として受賞者に贈られるようです。
第62回「下水道の日」作品コンクール・ポスター部門・小学生低学年の部で県知事賞を受賞した作品がプリントされています。
(2023.03.09追加)

こちらは、一般(大学生以上)部門で最優秀作品となったデザインです。
さきたま古墳群のある地域をルーツとしている埼玉のコバトンが古墳から飛び出すイメージを表しています。
こちらも、埼玉県庁衛生会館前の道路を挟んで向かい側の歩道に設置されています。
 (2022.03.10追加)
上記の蓋は、令和4年11月26日の表彰式に合わせ、下記の蓋に入れ替わっているようです。
なお、入れ替えられたパネル部分は記念として受賞者に贈られるようです。
第62回「下水道の日」作品コンクール・ポスター部門・小学生高学年の部で県知事賞を受賞した作品がプリントされています。
(2023.03.09追加)

次は、県営の「熊谷スポーツ文化公園」で見つけたデザイン蓋です。
県の木「ケヤキ」並木がデザインされたカラーの雨水蓋です。

こちらはノンカラーの汚水蓋です。

このデザイン蓋は、こちらの公園だけに設置されていると思っていましたが、蓮田市内でノンカラーの雨水蓋を見つけました。

公園内には、こちらのスリップ防止模様の汚水蓋もありました。

こちらは、小鹿野町にある県営「みどりの村」で見つけたJIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には、上部に「下水道」、中央に2本の木と「埼玉県」の文字、下部に「緑を大切に」と記載されています。
村内の下水道の蓋のようです。

こちらは、村内にある下水処理施設です。

他に同様のデザインで、「電気」と「電話」に係わる蓋もありましたが、こちらの蓋は別途埼玉県のマンホール蓋の中で整理します。

以降は、マンホール蓋を用途別に整理します。
最初は、用途記載のない蓋です。
いずれもJIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋は県道などの歩道などで見つけた蓋です。
こちらは中央の県章の周りが円で囲まれています。
 
こちらは中央の県章の周りに円がありません。
  (2023.03.09追加)
(2023.03.09追加)
こちらの蓋は、上部に記号(左蓋は「M」、右蓋は「AV-2」)が表記されています。
 (2023.03.09追加)
こちらは、コンクリート枠が付いた蓋です。
(2023.03.09追加)

こちらの蓋は、中央が市章ではなく「埼」の文字で取っ手付きです。

こちらは、コンクリート枠が付いた蓋です。
(2022.03.10追加)

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
中央に県章、右側に管理番号欄があります。

こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは、中央が県章ではなく「埼」の文字となっています。
 (2022.03.10追加)

こちらは、中央が県章となっています。

次は雨水蓋です。
こちらの蓋も県道などの歩道などで見つけた蓋です。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。
  
こちらは、枠に模様がある蓋です。
上記蓋と比べ、中央の市章の上に埼玉県の文字があります。
 
こちらは、格子模様の蓋です。

こちらも道路上で見つけましたが、県道のように大きな道ではありませんでした。
毘沙門亀甲模様の蓋です。
 
こちらは、所沢市にある県営の所沢航空記念公園で見つけた蓋です。
こちらはJIS規格模様の蓋です。

こちらは亀甲模様の蓋です。

こちらは、深谷市にある県営の農林公園で見つけた蓋です。

こちらは、入間市にある県営入間向原団地内で見つけた蓋です。

こちらは、グレーチング(格子)型の蓋です。
狭山市内を通る県道で見つけました。

こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらも県道付近で見つけました。

こちらは汚水蓋です。
いずれもJIS規格模様の蓋です。
こちらは、入間市にある県営入間向原団地内で見つけた蓋です。

こちらは、秩父市にあるミューズパーク周辺で見つけた蓋です。
こちらの蓋には、「汚水」の文字の下に「29」の数字が表記されています。
他に「13」の数字が表記された蓋もありました。
 
こちょらは、入間市にある「県営彩の森入間公園」内で見つけた蓋です。
右の親子蓋は「汚水ポンプ」と書かれています。
 

次は、浸透井の蓋です。
いずれもJIS規格模様の蓋です。
こちらは、狭山市や周辺自治体の県道などで見つけた蓋です。
 
以降の蓋には、「浸透井」の文字以外に記号が表記されています。
左蓋は「⑭U-002」、右の枠に模様のある蓋は「⑭U-002」と表記されています。
確認したところ、「U」はUp lane(上り車線)、「D」はDown lane(下り車線)の略で、どちら側の車線に設置されているかの識別のようです。
その前の〇内の数字や▽内の数字は一般国道や主要地方道に付けられた番号ではないかとの事でしたが、写した場所を確認すると一致しないので改めて確認する必要がありそうです。
 
こちらは、こちらは、〇内に「57」の数字が表記されています。
 
こちらは、▽内に「236」の数字が表記されています。
 
こちらは、「297」の数字のみ表記されています。
 
こちらは、「162」の数字のみ表記されています。

こちらは、「234」の数字のみ表記されています。
富士見市内で撮りました。
 (2022.03.10追加)
こちらは、数字の表記がありません。
 
標記の記号や数字の違いはたくさんありそうですが、なかなか遠方の自治体まで出かける機会が無く、私の住む狭山市を中心とした蓋にとどまっています。

こちらの蓋は、用途記載がありません。
こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
埼玉県庁付近で見つけました。

こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは加須市役所付近の路上で見つけました。

こちらは荒川水循環センター内で見つけました。
(2023.03.09追加)
こちらは「さいたま市」内で見つけた3点止めの蓋です。
 (2023.03.09追加2)
こちらは「三郷市」内で見つけた4点止めの蓋です。
(2023.03.09追加)

上手く整理できないところもありましたが、
以上で、その9.下水道(汚水・雨水・浸透井)関係のマンホール蓋の整理は終了です。

 

 

 

 


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