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群馬県北群馬郡吉岡町のマンホール蓋

2020-08-22 14:36:56 | マンホール蓋

吉岡町の経緯は、昭和30年4月1日に明治村と駒寄村が合併し吉岡村が誕生します。その後、平成3年4月1日に町制施行により吉岡町となり、今日に至っています。

吉岡町は、県のほぼ中央に位置し、榛名山の南東の山麓と利根川地域に展開し、東西は約 9.5km、南北約 6.5km、面積は20.46平方キロの都市近郊農村です。北は渋川市、西は榛東村、東及び南は前橋市に接しています。 
令和2年8月1日現在で、人口は2.1万人強、世帯数は8.2千世帯強となっています。

町章は、豊饒円満な郷土を意図し、吉岡町の頭文字を円形に図案化したものを中心とし、本町随所に見望する古墳群の古代文化を象徴して石の鏃を三方に配したものでです。三個の鏃は上毛三山を表現し、さらに三つの前進方向、より美しく、より明るい郷土と人づくり、より高度な住民福祉、より豊かに調和のある生活環境の整備を意図するもので、古い伝統と美しい自然の中に育くまれてきた吉岡町の清新気鋭な町づくりを表現しています。(昭和60年3月20日制定)

町の花は「キク」、町の木は「イチョウ」、町の鳥は「ヒバリ」です。(以上は、吉岡町HPより)

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
吉岡町の公共下水道は、汚水と雨水を別々の管で流す分流式となっているようです。 汚水は、群馬県流域下水道に接続し、群馬県下水道総合事務所が管理する県央水質浄化センター(玉村町)で最終処理され、利根川に放流されるようです。
また、農業集落排水施設は上野田処理区、北下・南下処理区、小倉処理区の3地区で設備され処理されているようです。

吉岡町は、2020年6月1日に第12弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
吉岡町の特産品である「ぶどう」と民芸品である「こけし」をデザイン化し、1996年から採用しているマンホール蓋です。 「ぶどう」は、町の小倉地区において、昭和30年代に耕土が浅く傾斜が強い地の利を活かして、稲や麦の作付けから転換して栽培されてきました。 太陽の光をいっぱい浴びて育ったぶどうは直売もされており、糖度が高く美味しいと定評です。 また、町内で生産される「こけし」は近代こけしと呼ばれる創作こけしで、伝統工芸の技術を継承し地域の活性化を促してきた立役者です。 全ての工程を手作業で行い、個性あふれる「こけし」となっています。

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、第12弾のマンホールカードに描かれたデザインカラーマンホール蓋です。
こちらは、実設置されている蓋は無く展示蓋のみのようです。
町役場内に展示されていました。

こちらは、ノンカラー蓋です。
 

次は規格模様のマンホール蓋です。
こちらは、毘沙門亀甲模様の下水道と書かれた蓋です。

次は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
デザインマンホール蓋と同じ蓋がありました。

こちらは、他自治体でも見る規格模様の汚水蓋です。

こちらは、公共マスと書かれたコンクリート製の蓋です。

次は、農業集落排水施設のマンホール蓋です。
こちらの蓋は、上野田地区で見つけました。
中央にはデフォルメした船尾滝、その周りは群馬県に多く存在する古墳等から出土した勾玉をデザイン化し配置、その周りを馬の蹄鉄で囲み吉岡町から見渡せる榛名山、小野子山、子持山、赤城山を左からデザインし、蹄鉄の止め穴で仕切っています。外周には、養蚕が盛んだった土地柄でしょうか桑の葉がデザインされているようです。

次は、北下・南下処理区で見つけた蓋です。
中央には稲穂に飛ぶ町の鳥「ホバリ」、周囲には町の花「キク」と町の木「イチョウ」の実と葉がデザインされています。気になるのは、上部に描かれている植物です。何なのでしょうか?

こちらの蓋は、小倉処理区で見つけました。
中央に落差は約60mの船尾滝、その左側には小倉地区の特産品となる「ブドウ」、右側は秋には紅葉に染まる「モミジ」がデザインされています。

以降は、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消防関係で消火栓の蓋です。
  
こちらは、町章の代わりに「吉」の文字が書かれています。想像ですが、町章制定が昭和60年3月20日制定とあるので、それ以前に設置された蓋なのかも知れません。

こちらは仕切弁の蓋です。
右蓋には、町章の代わりに「吉」の文字があります。
 

こちらは制水弁の蓋です。
こちらの蓋には、町章の代わりに「吉」の文字があります。
  
こちらの蓋は町章です。
 

以上で、吉岡町のマンホール蓋の整理は終了です。

コメント
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