こんばんは
お父さんコーチになって、チームにお手伝いすることの1つに公式戦の「審判対応」があります
どの地域でも公認審判の資格を持って活動している方はいらっしゃいますが、大会運営上、チーム数と試合日程から公認審判員だけでは手が足りないため、参加チームから1から2名程度、審判のお手伝いをお願いされます(チーム出し審判)
お父さんコーチのみなさんがお手伝いするのは、このチーム出しの審判であることが多いと思います
学童野球の審判は、おそらく4人制ではないかと思います
その場合、主審と2塁塁審を公認、1塁と3塁塁審をチーム出し審判が担当することが多いです
最初は不安もありますが、チーム内にも何名かは公認審判の方がいますので、基本的な動きやジェスチャーなどやさしく(?)教えてくださいます
また、その試合の主審が試合前のミーティングで2塁塁審が内野に入っているときセンターを1塁3塁どちらが見るかなどの確認や、試合中の指示、試合後の反省会などやってくれますので、学びも多いです
私も最初は未経験者でしたが、何年かチーム出しに協力したあとに、公認審判の資格を取らせていただきました
経験がなくても安心してトライしてみてほしいです
もし、審判をやってみて、面白さに気づいたら、独学でも勉強してみてください
特にルールは知っておいて損はないですよ
子供たちにありがちなプレーをルールに照らしてどうジャッジすればよいか、写真付きでわかりやすく解説している本もありますので、書店やAmazonで探してみてください。
また、地域の公認審判グループ主催の審判講習会などへの参加もおすすめします。
クロックワイズ(時計回り)といったフォーメーションを実際にやってみたり、フォースプレーやタッグプレー(普段はタッチと言いがちですが、正確にはタッグと言う)のジャッジを体験できます。
公認も、チーム出しも、グランドに立てば同じ審判ですから、遠慮せずに堂々とたち振る舞って、お子さんにお父さんのカッコいい姿をぜひ見せてあげてください
審判のことについては、今後も書いてみますので、お楽しみに!
ではまた!
今日行われた公式戦最後の結果は
そんな試合じゃなかったかな?
先攻で6回表まで1点リード
裏を抑えれば、制限時間で試合が終わり「勝てる」という展開。
2アウトまでこぎつけ、あとアウト1つ
そこからランナーはたまって満塁
「あと1つとれば終わりだよ」「近いところ」そんな声もちらほら聞こえていましたね
打者は、2ストライクに追い込まれた後も、何度もフルスイングのファールで粘り
高めのボールを見極めたり、
絶対に自分が打ってランナーを返すぞという気迫のこもった打席だった
「1つ抑えれば勝てる」「絶対にランナーを返して勝つ」
この「勝てる」と「勝つ」の差がはっきりと結果となって現れました。
打者の打球は、詰まったあたりだけど外野に落ちてヒット
2者生還して逆転
その後、試合は制限時間コールドで、負けてしましました。
相手はそう簡単に勝たせてはくれませんよね。
「勝てる」と思った時点で、相手の「勝つ」の可能性を忘れていませんか?
「勝つ」という相手に「勝つ」には、それを上回る「勝つ」意識が必要です。
守りで勝つにも、攻め勝つしかありません。
相手も苦しいのです。その気持ちを読むことが、大事なんじゃないかな。
去年の夏の大会の負けた試合も、おんなじ展開でしたね。
同じ展開で、今度は、負ける側ではなく、勝つ側のチームになろう。
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野球は勝ち負けの付く競技です
相手チームと1対1で戦い、必ずどちらかが勝てば、もう一方が負けます
時の運もあるでしょう
でも、もし運だけならば、確率でいえば、5回勝てば5回勝つもののはずですが
実際はそうではありませんね
例えばトーナメント戦であれば
優勝したチームのみが0敗でその他のチームは全チーム1敗します
また同じ1敗でも、1回戦で負けると0勝ですが、決勝まで行った場合は何勝もしています。
つまり
優勝すれば(5回勝てば優勝の場合) 5勝ー0敗
1回戦で負けたら 0勝-1敗
決勝戦で負けたら 4勝ー1敗
となります。
つまり、トーナメントの場合は0敗を狙うのは難しい。負けを減らすことは難しいのです。
負けてばかりのチームは、たいてい1回戦で負けます。
でもいずれは1回は0負けてしまうのだから、負けてもいいのです。
「勝ち」を増やしましょう。
同じ試合数をするなら、たくさん勝ちたいよね!
そのためにはどうすればいいか?
公式戦で何勝するかの目標を立てて、チーム一丸で戦えるチーム力を育ててほしい。
意図をもって練習することが大事です。
6年生は公式戦はこれで終わりだけど、5年生以下のみんなは
1勝でも多く勝てるような目標を立てて、これからの練習に取り組んでほしいです。
6年生、お疲れさまでした
そしてありがとう
残すところあと1年間となりました