KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ72候

2015年01月30日 14時52分33秒 | 日本の暦

季は冬、 季節は晩冬、 24節季は大寒    

72候=鷄始乳 (にわとりはじめてにゅうす)         鶏が卵を産み始める時期です。         

新暦1月30日~2月3日の5日間 

風物詩

旧暦の時代は、正月を迎えるたびに、全員が、年をひとつ加算するという数え方でした。それぞれの誕生日はとくにお祝いをしなかったというわけです。さて、大寒の次は、いよいよ「立春」。立春が新年でなくても、春を待つ気持ちは同じですね。俳句には、「春隣(はるとなり)」という季語があります。春を心のどこかに感じながら過ごす日々です。

「行事」 節分 : 毎年二月三日に豆まきをして厄を払う節分ですが、「季節の分かれ目」という言葉のとおり、もともと節分は立春・立夏・立秋・立冬の前日を指しました。なぜこの日に豆まきをするのかと言うと、季節の変わり目には邪気をばらまく鬼が生じると考えられており、そのために「魔滅(まめ)」につながる豆をまくことで悪霊を祓う習慣があったからです。

「木」 柊(ひいらぎ) : ぎざぎざの棘がある葉っぱ。昔は、ひりひり痛むことを「疼ぐ(ひいらぐ)」といいました。それで「柊」というわけです。節分の日、柊の枝に鰯の頭を刺して、入り口にかざすと、鬼を追い払うといわれたことから「鬼の目突き」ともよばれます。そんな柊は、銀木犀にそっくりの白くかわいい花を咲かせます。やがて老木になると、葉っぱの棘もなくなって、まるくなっていくのです。

    海桐(とべら) : 本来は、海岸に生える木だそうですが、近年、よく街の緑化に用いられています。「海桐」は漢名。地方によっては、節分の日に、この木を扉に差して鬼避けとしたそうです。そこから「扉の木」。それが変化して「とべら」になったといいます。初夏に咲く白い花はとてもいい香り。あまり振り向かれない木ですが、人知れず季節の扉を開いているようです。

昨年の 七十二候ノ72候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/6a5c16a3860949abafc340d793a13737

前候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/2409c4713cf046f29d17c52ee61ccc1c

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一年間お付き合いして頂きありがとうございました。 

今日はたいへん寒いが 目の前が立春です。  今後ともよろしく!!

数日ブログを休むと心配してメールを頂きありがとう! 心配を掛けない様に次も  なにか継続することを考えます