
“産廃銀座”とも言われる吉備新線沿いの産廃の1つ。
乗せてもらっていた紗智子さんの車がガス欠で山道に停車。給油を待つ1時間、散策しながら自然を満喫することができた。写真は、八重のたんぽぽ。

安定型処分場に廃棄されるものは、廃プラスチック類、金属くず、ガラス陶磁器くず、ゴムくず、がれき類の「安定5品目」ということになっている。
安定しているということで、素掘りの土地にそのまま廃棄することが許される。
この黒い筒が、ガス抜筒なら、廃棄物が反応し合ってガスが発生していることになり、廃棄物は安定していないことになる。
また、有害なガスが大気中に放出されている恐れもある。

遮蔽されていない下部のプールを下方から見ることができた(写真。奥には上部プールの堰が見える)。
黒ずんだ水が溜まっていて、数個の黒いボールが浮かんでいる。それぞれの浮の下から、気体が出て、水面に泡が浮いている。
安定型処分場では、浸出水の処理施設は要らないはずではないか。
この水が直接環境に流れ出ている。下方には田んぼも見える。大丈夫か?
(「真星の産廃処分場の視察記録」参照)