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クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

北区真星の産廃処分場を見てきた

2012-04-15 | その他
 今日(15日)は知人と3人で、岡山市北区真星にある(株)エス・エス・ケーが設置している安定型産廃処分場を見に行ってきた。

 “産廃銀座”とも言われる吉備新線沿いの産廃の1つ。

 乗せてもらっていた紗智子さんの車がガス欠で山道に停車。給油を待つ1時間、散策しながら自然を満喫することができた。写真は、八重のたんぽぽ。

 上から見ると、いろいろなものがたくさん捨てられているのがわかる。その中に、黒い筒が3本見えた(写真はその1つ)。

 安定型処分場に廃棄されるものは、廃プラスチック類、金属くず、ガラス陶磁器くず、ゴムくず、がれき類の「安定5品目」ということになっている。

 安定しているということで、素掘りの土地にそのまま廃棄することが許される。

 この黒い筒が、ガス抜筒なら、廃棄物が反応し合ってガスが発生していることになり、廃棄物は安定していないことになる。

 また、有害なガスが大気中に放出されている恐れもある。

 道を下って横から見ようとすると、周りは高さ2m以上の鉄板の塀に囲まれて見えない。処分場の浸出水が流れ込む上部プールも、鉄の塀でよく見えない。

 遮蔽されていない下部のプールを下方から見ることができた(写真。奥には上部プールの堰が見える)。

 黒ずんだ水が溜まっていて、数個の黒いボールが浮かんでいる。それぞれの浮の下から、気体が出て、水面に泡が浮いている。

 安定型処分場では、浸出水の処理施設は要らないはずではないか。

 この水が直接環境に流れ出ている。下方には田んぼも見える。大丈夫か?
(「真星の産廃処分場の視察記録」参照)