My Data of Dragons

中日ファンの評論。

川上は・・・

2007年06月30日 | 敗北(ラジオ観戦)

<CAPTION>【30日・秋田】◇10回戦・ヤクルト3勝7敗 ◇観衆18,678 試合終了</CAPTION>
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3
ヤクルト 3 1 0 1 0 2 0 0 X 7
[勝]グライシンガー  14試合 9勝 2敗
[敗]川上  13試合 6勝 4敗
[本]福川2号(川上・4回)、3号(デニー・6回)



 ヤクルトが中日戦の連敗を3でストップ。2位中日と首位巨人のゲーム差4のまま。ヤクルトは1回、宮出・宮本の連続タイムリーで3点を先制すると、2回に1点、4回には福川の2号ソロ、6回にも福川のプロ入り初の2打席連続3号ソロなどで加点した。ヤクルト先発グライシンガーは7回を被安打5、奪三振8、無四死球で2失点に抑え、自身の連勝を6に伸ばし今季9勝目。中日はこの日ケガから復帰した中村紀洋のタイムリーなどで反撃するも及ばず、先発川上が5回5失点で今季4敗目。落合監督は地元秋田で采配4戦目にして初黒星。



 テレビ中継もなく、18時30分に東海ラジオを入れたらもう3-0、あれ?今日って川上とグライシンガーだったような。試合終了を感じた一瞬であった。結果はほぼ一方的。後半戦最高のスタート・・・・
 すこし同情的な部分はある。この5試合、ダルビッシュ、グリーン、杉内、和田、グライシンガー。もともと打てない打線でこの辺が毎回先発されりゃつらいといえばつらい。投手も野手も焦る影響にはなるだろう。でもうちのピッチャーも本来の力はこの辺のレベルのはずなんだけどなー。今のところだが去年よりも今年のほうが調子いいと感じさせてくれる選手って、立浪、英智、岡本の3人ぐらい。もちろん年齢、疲労もあると思うがやっぱりキャンプが失敗じゃなかったのとおもってしまう。
 試合を画面で見たわけではないのでなんともいえないが、1回、先頭青木のセンター前で川上は終わっていたように感じる。ツーナッシングまで追い込んで、ファールで粘られて釣り球をセンター前へ運ばれる。多分攻め方は去年とかわってない。ちょっとしたコントロールの甘さとなにより球威のなさの違いである。今年、1回にこういった球威不足による痛打がものすごく目立つ。ここまで開幕から球威が上がってこないとなるとやっぱり今年はもうだめだなーという結論になってしまう。今年は怪我のせいもあってキャンプでしっかりとした投げ込みをしてこなかったとのこと。その結果であろうという予測に結びつく。もう今年は見込みない。
 ただもうひとつ改めて思うのが、プロに入ってからの間川上は球威だけに頼ってピッチングしてたのかもということである。2回以降ほとんど初球に打たれていた。2回の1失点はしょうがないにしても、それ以降初球の入り方に気をつけようという学習能力は働かなかったのだろうか?もっともデニーも同じことをやっていたので、馬鹿キャッチャーの影響は大きいと思うが。ただ一時は球界のエースにまでなったピッチャーなのに相手の感覚、かけひき等投球術もなく球威だけでここまで投げてきたのか?福川のような打率2割のバッターに、調子が悪いとはいえ何回も打たれてしまうぐらいに知恵のないピッチャーだったのかなぁと。もしそうならこれからずっと勝てないピッチャーとなっていくような気もするのだが。
 ちなみにここのとこ毎回思うのだが、ベンチは1試合1試合大切にしていこうという気持ちがあるのか?それとももう3位以内に入ればいいと思っているのか?甚だ疑問である。昨日も疑問が残る采配がいくつもあったが、なぜ2番手にデニーだったのか?多分ファンはあそこで2失点したときに一番怒りを感じたのではないだろうか?また、あのあほ監督がと・・・。