ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

星新一 『ボッコちゃん』 読了

2018年06月22日 00時12分01秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。

今年に入って、読んだ本の感想を毎回書かせていただいていますが、
ミステリーが好きなので、そっちによってるなぁ、ということを
最近感じていました。

なんとなくミステリーモードからはずれて、
前回の江國香織さんの作品を読んだり、
今回の「ボッコちゃん」を読むモードになりました。

さて、ボッコちゃん。
星新一さんのショートショートのベスト編集作となっています。
その数じつに50編。

よくもこんなに面白い話を考えられるなぁと
感心してしまいます。

ブラックジョークやナンセンス。
寓話のようなものもありの50編。



星新一さんは中学校時代から知っていて、
通っていた塾で、時々講師の方が読んでくれたのがきっかけで
その独特な面白さは幼心に感動したものです。


あれから20年近くたって、ふと読みたくなった星新一さん。
大人の視点で読んだ氏の作品は、ニヒルで確固たるアイデアの
塊のように感じ、あの時とは違う感動を覚えました。


ミステリばっかりで疲れた脳みそに、
クスっとくる作品たちはとても新鮮な空気のように
隅々まで染みわたりました。



また、時期を見て星新一さんの作品を読んでみようと思いまう。



ちなみに、個人的に一番好きだったのは
「おーい、出てこい」
という話です。

らしさ爆発です。




コメント
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