桒田三秀税理士

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弁護士の常識は社会の非常識か

2020-06-13 06:26:56 | 日記
 「マスクをつけて弁護はできない」。

 弁護人のこんな一言で、東京地裁の裁判員裁判が2時間超にわたり中断する一幕があった。

 「遺憾だ」とする裁判所に対し、弁護人は「つけないといけないなら再開は時期尚早だ」

 と反論。裁判長は対応を相談するとして審理をいったん中断した。

 約2時間後、地裁は「遺憾」を表明したものの、弁護人がマスク不着用でも

 裁判員は続ける意思を示したとして審理を再開。

 地裁は弁護人に近い席に座る裁判員の前に新たにアクリル板を設置した。

 弁護人は「裁判員に直接語りかける時には、マスクをすべきではない。

 証人や被告に尋問する時は、質問者の表情も重要になる。マスクをつけると、

 適正な手続きで真実を発見するという裁判のあるべき姿が減じてしまう」と話した。

 私などは、弁護士の傲慢と感じてしまったのだが、知り合いの弁護士は

 「当然の主張だ」と言う。

 今度、税務調査があるときは、マスクをしないで咳こみながら調査官に対応してみよう。

 
コメント
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