都合のいい人たち

　税理士は、弁護士、社会保険労務士、司法書士など他の士業との連携が欠かせない。

　私が開業間もない頃、やはり開業したての士業の方が挨拶に来られた。

　それ以来、すべての業務をその人に任せることにした。

　数年間は良好な関係が続いた。

　ある時、「その仕事はちょっと危険があります」とか
　　
　　　　　「私の資格に影響が出るので」とか言って

　特定の仕事を、断られるようになった。

　その一方で「この案件は、私の顔で通しました」などと言われるのだ。

　その人との関係は切れてしまったが、その後どうしているのだろう。