一般に社員は変化を好まない。
同じことを同じようにして同じ給料をもらうのか楽だから。
私が業界に入った35年前、会計事務所にはまだコンピュータが普及していなかった。
事務所に「オフィスコンピュータ」と呼ばれる1500万円もするコンピュータが鎮座していた。
大きさは業務用のミシンくらい。
記憶装置はハードディスクではなく、17インチディスク。
100個の仕訳データを入れると30分経って結果が出る。
1個の間違いを見つけて訂正すると、また30分。
今から考えると信じられないほどの低性能だが、この時代が分岐点だった。
「これからはコンピュータの時代だ」と判断した所長税理士と
「そろばんと電卓がいい」というスタッフの声に押された所長税理士。
その後、どちらの事務所が伸びたのか言うまでもない。
今ではオフコンからパソコンになったが、
経営者は判断を迷うと会社をつぶし、社員を路頭に迷わせることになる。
同じことを同じようにして同じ給料をもらうのか楽だから。
私が業界に入った35年前、会計事務所にはまだコンピュータが普及していなかった。
事務所に「オフィスコンピュータ」と呼ばれる1500万円もするコンピュータが鎮座していた。
大きさは業務用のミシンくらい。
記憶装置はハードディスクではなく、17インチディスク。
100個の仕訳データを入れると30分経って結果が出る。
1個の間違いを見つけて訂正すると、また30分。
今から考えると信じられないほどの低性能だが、この時代が分岐点だった。
「これからはコンピュータの時代だ」と判断した所長税理士と
「そろばんと電卓がいい」というスタッフの声に押された所長税理士。
その後、どちらの事務所が伸びたのか言うまでもない。
今ではオフコンからパソコンになったが、
経営者は判断を迷うと会社をつぶし、社員を路頭に迷わせることになる。