どんなクレームでも、愚痴でも1件10円で買い取ってくれる会社が東京渋谷区にある。
「ネガティブにとらえがちの不満も買い取って、企業に提供していきたい」
こう語るのは、その名も「不満買い取りセンター」社長の森田晋平さんだ。
日常のあらゆる不満を買い取り、改善や開発のヒントとなる「不満共有サービス」を提供。
買い取った消費者の「不満」を1件5円で企業側に販売することを計画しているという。
《マスクしている店員の顔が美人かどうか分からない》
《4人なのにカニクリームコロッケが3つ出てくる。6個だと多い》
一口にクレームや苦情といっても“玉石混交”だ。中には、必ずしも「クレーム」とすら言えない、こんな不満も寄せられる。
《旦那の帰りが遅い》
もはや家庭内の問題だ。単なる愚痴も、本当に商品開発に生きるのか。
同社の担当者は「『夫の帰宅が遅い』という不満は、例えば、ケーキ屋さんが遅い時間に『妻のご機嫌とりセット』」を夫向けに販売するヒントにもなる。夫を雇用する企業ならば半期に一度、妻にプレゼントを贈ったりして夫の仕事への理解を促す。そうすれば社員のモチベーションも高まり、業務の効率化も進む」と言い切る。
これまで寄せられた不満は約5万2260件。不満を売りたい場合は、まず同社に会員登録し、不満を50件か100件まとめ、メールで応募する。日頃から不満を書き留め、100件まとめて応募すれば、1千円の収入になる計算だ。
「クレームはビジネスチャンス」
古くから言われてきたビジネス上の言葉だが、文字通り体現した例だ。
私はそれを理解しているつもりだが、個人的には「クレームはビジネスチャンス」ではなく「クレームはむかつく」。
「ネガティブにとらえがちの不満も買い取って、企業に提供していきたい」
こう語るのは、その名も「不満買い取りセンター」社長の森田晋平さんだ。
日常のあらゆる不満を買い取り、改善や開発のヒントとなる「不満共有サービス」を提供。
買い取った消費者の「不満」を1件5円で企業側に販売することを計画しているという。
《マスクしている店員の顔が美人かどうか分からない》
《4人なのにカニクリームコロッケが3つ出てくる。6個だと多い》
一口にクレームや苦情といっても“玉石混交”だ。中には、必ずしも「クレーム」とすら言えない、こんな不満も寄せられる。
《旦那の帰りが遅い》
もはや家庭内の問題だ。単なる愚痴も、本当に商品開発に生きるのか。
同社の担当者は「『夫の帰宅が遅い』という不満は、例えば、ケーキ屋さんが遅い時間に『妻のご機嫌とりセット』」を夫向けに販売するヒントにもなる。夫を雇用する企業ならば半期に一度、妻にプレゼントを贈ったりして夫の仕事への理解を促す。そうすれば社員のモチベーションも高まり、業務の効率化も進む」と言い切る。
これまで寄せられた不満は約5万2260件。不満を売りたい場合は、まず同社に会員登録し、不満を50件か100件まとめ、メールで応募する。日頃から不満を書き留め、100件まとめて応募すれば、1千円の収入になる計算だ。
「クレームはビジネスチャンス」
古くから言われてきたビジネス上の言葉だが、文字通り体現した例だ。
私はそれを理解しているつもりだが、個人的には「クレームはビジネスチャンス」ではなく「クレームはむかつく」。