桒田三秀税理士

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公務員の職責

2011-05-23 06:41:00 | 日記
 このたびの震災の復興にあたっては、自衛隊、警察、消防、自治体の職員の方たちの尽力なくして成しえないことは万人の認めるところだ。

 中には自衛隊の車列に向かって、感謝のあまり手を合わせる人さえいる。そうした気持ちに水を差すわけではないが、良く考えると彼らは公務員であり、給料をもらって被災地で活動しているわけだ。

 職務命令で復興事業に参加することが尊いことでないとは言わないが、冷静に考えると当然のような気がするのは私だけだろうか。それに対して、自分の仕事を投げ打って無給で復興に尽力している民間人はたくさんいる。

 そういう民間人は普通にやっていれば収入を得られたはずだ。それを考えると、より賞賛されるべきはどちらか明らかなはずだ。

 私の大学の後輩で女性行政書士のE・Bさんは、地元にいれば十分な収入が保証されていた人なのに、それを捨てて現在被災地でボランティア活動をされている。

 本来、こういう人が真に称賛に値する人ではないだろうか。
コメント
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