イングランド・プレミアリーグの第2節のブライトン戦と第3節のトッテナム戦のいずれも3失点で2連敗を喫したマンUについて、一昨季までマンUに所属してたMLSのD.C.ユナイテッドの元イングランド代表FWルーニーは、「彼らには高いクオリティーがある。ただ、どんどん押し進めなければならないんだ。モウリーニョ監督は自分が何をしているのか分かっているし、どうやったらタイトルを取れるのかも知っている。あれだけの選手のクオリティーがあれば、優勝へ向けてのゲームプランがきっとあるはずさ。」とコメントしました。
一方、現役時代にマンU入りの噂もあった元イングランド代表FWシアラーは「マンUは衰退を食い止めるために全ての限りを尽くした。3人の監督、そして何百人という新たな選手を投入したにもかかわらず、プランがあるようには見えない。」とコメントしました。
「これまで本物のタイトル争いは見られてない。今季はまだ数試合だというのに、内部はゴタゴタしているし、完全にトップのリーダーシップが欠けている。一体何が起きているのかを聞きたいね。間違いなく世界一ビッグなクラブだと言うのに、ウッドワードCEOとサッカー界最高の監督の一人であるモウリーニョ監督、そしてスター選手らが同じ方向を向けていない。」と批判しました。
27年間続いたファーガソン元監督が4シーズンぶりのプレミアリーグ優勝で有終の美を飾った後、プレミアリーグ制覇から遠ざかっているマンUですが、ファーガソン元監督引退後のマンUは外部コンサルタントに委託されて運営されている感じがします。
特にモウリーニョ監督就任後はその傾向が強くなっている感じがします。
主力もモウリーニョ監督とセットで外からの力に入れ替わった感じも受けますし。
また、モウリーニョ監督解任の話も浮上していますが、フロント主導でアクションプランを見いだせないようであれば、モウリーニョ監督を解任しても変わらないと思います。