リボルバー 価格:¥ 2,548(税込) 発売日:1998-03-11 |
最近、イギリスのケンブリッジ大学の歴史学者が「ビートルズは若者の英雄などでなく、商業目的で若者文化を搾取した資本主義者だ。」「当時の若者文化の最前線にビートルズがいたとする見解は真実でない。」というような批判的な論文を発表したそうなので、今日のお気に入りのCDはビートルズの「REVOLVER」です。
リアルタイムでビートルズを聴いた訳でもなく、天邪鬼な僕は後追いでもビートルズだけは聴くのをあえて避けていましたので、正直熱心なリスナーではありませんし、唯一聴いたアルバムも「REVOLVER」だけです。
しかしながら、90年代のアンセムのひとつであり、最近は日産のエックストレイルのCMでお馴染みのケミカルブラザーズ&ノエル・ギャラガー(オアシス)の♪Setting Sunはビートルズが60年代に「REVOLVER」のエンディングの♪Tomorrow Never Knowsで既に作り終わってる訳です(90年代が良い意味でも悪い意味でもサンプリングというかリモデルな時代であったとは思いますが)。
で、冒頭のどこぞの博士の論文に戻ると、ツッコミどころはかなりたくさんありますが、あえて反論するなら、ビートルズがイノベイダーであったことに違いないと思います。