所謂ミニバンやスーパーハイトワゴンに乗るということは、車を運転する楽しみ、トヨタやマツダのキャッチコピーを拝借すると ” FUN TO DRIVE ” や " Be a driver "とは無縁な空気感があると思います。
もうちょっとハッキリ言うと、それらを諦めるような感じがあると思います。
フォルクスワーゲンも一時期ゴルフ トゥーランやシャランら自社のミニバンは運転を楽しむことを諦めない人の為のミニバンだ、みたいな広告を「ベストカー」に掲載していた記憶もあります。
私自身も7代目クワヒロカーとして、トヨタのシエンタを購入しましたが、 トヨタの車を買うも ” FUN TO DRIVE ” とは無縁になると思いました
5代目クワヒロカーのスズキのスイフトのRSからの乗り換えでしたし、同時期に6代目クワヒロカーのフォルクスワーゲンのゴルフ7も手放したので(正確に言うと、不具合にディーラーやフォルクスワーゲン本体が対応しきれないと判断し、手放さざるを得なかった訳ですが、、、)、国産車よりも運転を楽しいと位置付けられる輸入車やその市場向けに足回りを変更したRSからの落差はあると思っていました。
購入前にシエンタのレビューを読みましたが、運転を楽しむことを諦めて、良き父親になることだと書いてるレビューもありました。
ですが、シエンタに2年半乗って、ミニバンはミニバンで運転する楽しみがあると思いました。
もちろんRSやゴルフ7はもちろん、スポーツカーとは行きませんし、スライドドア故の高さや重さもあります。 逆を言うと、普段どんな運転をしていたら、これが楽しくないと感じるようになるのだとうかと思ってしまいます。
同時期に購入した8代目クワヒロカーのトヨタのオーリスで、中和されているところもあるかもしれませんが。
ただ、4年半乗ったゴルフ7の最後の半年はほとんど家族はもちろん私も乗れない状態でしたが、シエンタはリコールがあったみたいですが、この2年半の間私達家族が出掛ける上での支障は全くありませんでした。