まだ終わらんよ!

トヨタがヤリスとアクアとシエンタの3車種約60万台をリコール

 最近のトヨタと言えば、半導体不足で納期が長いと言われていますが、あえて長くなる作り方をしていると思っています。

 具体的には受注が集まって生産を開始し、それも生産枠は決まっていて、その枠の生産結果を以って改良して次の受注を集めてそれを繰り返す。

 そうすることで注文を集めてからのまとめての生産が可能となり、車種に応じて切り替えられていた生産ラインは、切り替えてする手間を削減することができたと思います。

 また、受注したグレードに応じて切り替えていた部分も(G'はその賜物であったと思います)、グレードやオプションによって納期に影響が出るとして最上級グレードのZと一定のオプション付きへと誘導することで生産ラインの切り替えもなくなって(G'と取って変わったGRはそれまでの作り方の終焉も意味します)手間がさらに削減できたと思います。

 加えて残価を設定することで期間を迎えると新車に乗り換えられると謳っていましたが、半導体不足で乗り換え需要全てには応じられず、期間を迎えると同時に残価を買い取るか車両を返却してもらうことで貸した車(車両代)も回収できる。

 かつ残価が設定されているので、現金もしくは従来のローンで購入するも1年で半値近くになっていた新車は半値以上の価値を持った中古車として市場に流れてこれも残価を回収できるといった次第です。

 そして、以前はリコールが発生した時はリコールが発生した時から現在までさかのぼっていたことが生産台数は期間で限られているので以前よりも遡る期間も短くなってリコールが発生した時の損金も台数が少なくなっているので抑えられ、次の生産までに改良も施すことで再発も防げて一石二鳥になると思います。

 それも生産枠毎に改良を施せば、品質はもちろん価格も時価に応じることができると思います。

 実際5月にマイチェンしたアクアは12月にマイチェンが予定されていますし。

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/tvasahinews/business/tvasahinews-000304598

 ただ、その割にはリコールが多い気がして、僕が予想した生産方式は外れていると思います。

 いずれにせよリコールになるのが遅いフォルクスワーゲンよりも迅速にリコールはリコールにして改良してくれる方が良いと思いました(⇒あれはリコールで、車検代を返して欲しい話はコチラからどうぞ)。

 


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