スペイン・リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリー移籍の噂から一転して今年の1月にイングランド・プレミアリーグのトッテナムからイタリア・セリエAのインテルに加入するも出場した17試合の内先発は8試合に留まったデンマーク代表MFエリクセンが、今季もここまで公式戦7試合に出場するもセリエAでの先発は3試合でいずれも60分前後で途中交代となっている現状について、「すべての選手が可能な限りプレーすることを望んでいるけど、誰がピッチに立つかはコーチが決めることだ。ファンは僕がプレーする姿をもっと見たいだろうし、僕もそう思っているから、不思議な状況だ。でも、コーチは異なる考えを持っていて、選手として僕はそれをリスペクトしなければいけない。」 と心境を明かしました。
続けてエリクセンは「僕は僕のフットボールのことだけに集中している。そして、移籍市場が開いたとき、何か起きるかそれとも何も起きないか、僕たちはこれから目にすることになるだろうね。」と、今後も出場機会が限られるようであれば、来年1月の移籍を示唆しました。
以前も書きましたが、インテルのコンテ監督はトップ下を置かないタイプなので、そもそもエリクセンを欲していなかったと思います。
プレミアリーグのチェルシーでも就任当初は前任者同様元ブラジル代表MFオスカルをトップ下に据えた4-2-3-1を採用し、オスカルはキーマンだと公言するも開幕からの連勝が途絶えるとオスカルを外してトップ下を置かない3-4-3に変更してその冬にはオスカルを放出していますし。
もちろんエリクセンはウイングでも考えられると思いますが、コンテ監督自身も3トップは選択肢にあると思いますが、ベルギー代表FWルカクとアルゼンチン代表FWラウタロの2トップを崩してまでもエリクセンを起用した3トップに切り替えると思えませんし。
インテルの首脳陣からすれば、レアルが逃したエリクセンを破格の移籍金約34億円で獲得できたと思いますが、、、。
コンテ監督もインテル首脳陣に再々補強を要請していましたし、、、。
また、自身もトッテナムからステップアップしたかったと思いますがし、インテルはレアルに次ぐ名門だと思いますが、今はトッテナムの方がクラブランク的には上だと思います。
何よりエリクセンに合っていたとも思います。
トッテナムのモウリーニョ監督は、チェルシーでオスカルをトップ下に据える4-2-3-1を採用し、当時ブルーズの11番を背負っていたオルカルを実質10番だと絶賛してましたし。
いずれにせよ1月にインテルを退団して新天地を求めるべきだと思います。