サカつくEUプレイ日記「ヨーロッパ頂上決戦編」。2016-2017シーズン、2年連続3度目の優勝を決めたトレントCalの総集編です。
①チーム成績
・セリエA 優勝(2年連続3度目) 38試合29勝7分2敗(勝点94) 62得点14失点(得失点差+48)
・プライムカップ 準優勝
・ヨーロピアンリーグ ベスト8
②セリエA個人成績・・・名前・国籍・背番号・ポジション(プレイスタイル)・年齢・在籍年数・出場試合数/得点/アシスト/評価点 ()はリーグランキング順位
バイア PRT 12 GK(オーソドックス) 23歳 4年目
34試合/0得点/0アシスト/5.9点
フレイ FRA 16 GK(オーソドックス) 36歳 1年目
0試合/0得点/0アシスト/0.0点
マルディーニ ITA 3 DF(守備的サイド) 23歳 3年目
33試合/5得点/2アシスト/6.2点(6位)
コスタクルタ ITA 5 DF(センターバック) 21歳 1年目
19試合/0得点/0アシスト/5.6点
ベルガメッリ ITA 6 DF(センターバック) 29歳 11年目
26試合/3得点/1アシスト/6.1点(20位)
メルテザッカー GER 17 DF(センターバック) 31歳 7年目
37試合/0得点/0アシスト/6.1点(12位)
パスクァル ITA 23 DF(守備的サイド) 33歳 10年目
20試合/0得点/0アシスト/6.1点
ソラーノ PER 4 MF(サイドアタッカー) 20歳 3年目
17試合/0得点/0アシスト/5.9点
G・コスタ ITA 7 MF(プレイメーカー) 26歳 8年目
28試合/3得点/2アシスト/6.0点
リッカート NED 8 MF(セントラルMF) 25歳 2年目
34試合/5得点/1アシスト/6.1点(12位)
カーレンベルグ DEN 10 MF(サイドアタッカー) 32歳 7年目
36試合/3得点/9アシスト(5位)/6.1点(16位)
ネリーノ BRA 13 MF(サイドアタッカー) 19歳 3年目
37試合/0得点/0アシスト/6.0点
タラダリ ITA 14 MF(ダイナモ) 25歳 9年目
32試合/5得点/6アシスト(14位)/6.1点
レコバ URY 20 MF(プレイメーカー) 18歳 2年目
22試合/1得点/2アシスト/5.6点
サヒン TUR 25 MF(プレイメーカー) 18歳 2年目
15試合/0得点/0アシスト/6.1点
シュバインシュタイガー GER 31 MF(サイドアタッカー) 31歳 4年目
11試合/3得点/0アシスト/5.9点
ラゾビッチ SCG 9 FW(飛び出し) 32歳 9年目
13試合/5得点/0アシスト/6.1点
ショーリー ITA 11 FW(センターフォワード) 24歳 5年目
37試合/19得点(1位)/12アシスト(2位)/6.4点(1位)
ルーニー ENG 18 FW(アタッカー) 31歳 5年目
18試合/1得点/5アシスト(20位)/5.9点
バビッチ GER 19 FW(飛び出し) 26歳 1年目
6試合/1得点/0アシスト/5.8点
スピアジオ ITA 27 FW(ムービング) 21歳 1年目
24試合/7得点/10アシスト(3位)/6.3点
③総評
カペール政権2年目を迎えたトレントCal。10月に無敗で首位に立つと2度の7連勝と6連勝でその後も首位の座を明け渡すことなく3試合を残して2年連続3度目の優勝を決めた。セリエA新記録となるリーグ最小失点と内容的にもデフェンディングチャンピオンの貫禄を見せ付ける結果となった。
連覇の最大の要因は若手・中堅のステップアップによりチーム力が底上げされたことが挙げられるだろう。中でもここ数シーズン伸び悩んでいたショーリーが大ブレイク。ファーストトップだけでなく下がり目の位置でセカンドトップもこなし、セリエA得点王となる19得点を叩き出しただけでなく、チームトップの12アシストもマーク。最大の殊勲者となった。また、ショーリーと24試合で2トップを組んだ新戦力のスピアジオもチームにフィット。ゴール数こそ7ゴールに終わったが、ショーリーに次ぐ10アシストをマーク。昨シーズンのセリエB得点王の実力が伊達ではないことを示した。
もちろん、リーグ最小失点新記録となる14失点に抑えた守備陣の健闘も見逃せない。マルディーニは本職の左SBに加え、CBも献身的にこなし、ポルトガル代表GKバイアも安定感を増した。また、最終ラインの前に構えるタラダリは抜群のキャプテンシーを発揮し、中盤の底でペアを組むリッカートと共にチームを引っ張った。
これら若手・中堅に加え、カーレンベルグとメルテザッカーの両ベテランも健在でチームの完成度でもライバルチームを圧倒。ヨーロピアンリーグはベスト8に終わったが、国内リーグでは満足のいくシーズンとなった。
④新シーズンメモ
・ドイツ代表MFシュバインシュタイガーは出場機会を求めラツィオに移籍。
・ラツィオからクラブ史上最高額となる移籍金47億円でバンチ(DF/ITA)の獲得が内定。
・冬の移籍市場で獲得したバビッチとの三角トレードでハイバリーからエスタシオ(FW/PRT)の獲得が内定。
プレーの幅を広げたエースのショーリーはセリエA得点王となる19得点に加え、12アシストをマーク。チーム初となる年間MVPを獲得、ヨーロッパ年間得点王も獲得した。
守備陣を牽引し、DFながら5ゴールをマークしたマルディーニ(写真右)。ショーリー(写真左)と共にセリエA年間ベストイレブンに選出された。
優勝を決め、サポーターの声援に答えるキャプテンのタラダリ(写真中央)。魂のプレーとリーダーシップでチームを鼓舞した。
万能型MFのリッカート(写真中央)。タラダリと中盤の底でセリエA最強のペアを形成し、攻守の両面でチームに安定感をもたらした。
4年連続アシスト王は逃したが、数字に表れにくい部分での貢献度は高かったベテランのカーレンベルグ(写真中央)。
新加入のスピアジオ(写真中央)。足元の技術に加え、アクロバティックなシュートも得意とし、ショーリーとの2トップで相手ゴールをこじ開けた。
トレントCalのゴールマウスに君臨し、マルディーニ(写真右)らDF陣と共に鉄壁の壁を築いた守護神のバイア(写真中央)。