チェルシーは、先日解任したスコラーリ監督の後任として、ロシア代表のヒディンク監督を迎え入れるため、ロシアのサッカー協会から交渉の承認を得たようです。また、チェルシーは、ヒディンク監督がロシア代表とチェルシーの監督を兼任するというプランを描いているそうです。
これらの報道に対し、ヒディンク監督は「これは例外的な状況であることを認めなければならない。もしほかのクラブと話をしたのであれば、間違いなく『NO』と返答していただろう。だが、チェルシーとなれば話は違う。なぜなら、私は(チェルシーの)オーナーと良い関係を築いているからだ。よって、このような(厳しい)状況に置かれている彼らをサポートしてあげたい。」と就任の可能性を示唆。
また、ロシア代表とチェルシーの監督を兼任を兼務するプランについては、「2年前にも私はオーストラリア代表とPSVアイントホーフェンの2チームを同時に率いていたことがある。従って、こういった状況には慣れており、そのために必要とされる方法も分かっている。」と、今回も問題はないとの考えを明らかにしたそうです。
一方で、前バルセロナ監督のライカールトがスコラーリ監督の後任に意欲を見せているとも報じられています。
個人的にスコラーリ監督の後任は、同じオランダ人でもヒディンク監督よりもライカールトがベターだと思いますし、そもそも代表チームとクラブチームの監督兼務は難しいとも思います。