記事にしようと思って中々記事にしていなかったのですが、この一年の間にトヨタの現行のアクアとプリウスにそれぞれ試乗する機会がありました。
前回アクアに乗った感想を記事にしましたが(⇒パート1はコチラ)、今回はプリウスに乗った感想を記事にしたいと思います。
5代目となる新型のプリウスのハイライト、それはやはりスタイリッシュなデザインだと思います。
そのデザインですが、実際間近に見て、スタイリッシュでカッコイイと思いました。
それこそボディカラーによっては、ラテンのスーパーカーみたいな。
4ドアながら、後部座席のドアはアルファロメオの156から始まったと思われるドアノブを採用してクーペ風に仕上げていますし。
もしくはそのスタイルはまるで童夢-零みたいというか、童夢-零を生んだ国の車というか。
運転席に乗り込んだ感じもこれまでのプリウスと別物、先代は試乗した際に86と同じ高さであることをアピールしていましたが、コクピットはその先代よりもスポーティーに振った印象です。
シフトもこれまでのプリウスとは違い、プリウス特有の先進的なスティックとは異なってスポーツカーやスーパーカーのようなシフトで、逆を言えば、前回書いた通りで2代目のアクアの方がこれまでのプリウスに近いという印象を受けました。
一方で、車格(価格)が上がった分、5代目のプリウスは生産を終了したカムリの需要を担うことも期待されていると思います。
ですが、室内は相変わらず広いですが、その質感はカムリを求めるには物足りない、後部座席に座った印象はセダンよりもハッチバックであることを感じずにはいられませんでした。
それはプリウスに取って代わろうとした、車格を上げることに成功したと思うアクアの方が好印象でした。
走りも、正直そのスタイル故に後ろが見えにくいことは印象に残っていますが、それ以外は印象に残りませんでした、、、。
これがまだ価格も納期も違うと、印象が変わるのですが、、、。
前述したようにそのスタイリッシュな姿、コクピット(運転席と称するよりもコクピットと称した方がふさわしいと思います)に座ったところからカッコイイと思いますし、それだけでも十分所有する喜びがあると思いますし。
それは3代目の副産物であり、先代から外せない要素でもあり、それは確実に先代よりも高まっていると思います。