イングランド・プレミアリーグの第10節のトッテナム戦でアブラモビッチ氏がオーナーに就任して1000試合を迎えるチェルシーについて、現地メディアが2003年のオーナー就任から現在までの17年間にチームの指揮を執った12人の指揮官をランキング形式て紹介しました。
1位は2004年から2007年と2013年から2015年の二度に渡ってブルーズを率い、合わせてプレミアリーグを3度制したモウリーニョ監督。
2位は2009年から2011年に指揮を執り、就任1年目の2009-2010シーズンにプレミアリーグを制したアンチェロッティ監督。
3位は2016年から2018年に指揮を執り、アンチェロッティ監督と同じく就任1年目にプレミアリーグを制したコンテ監督。
そして、現在チェルシーを率いるランパード監督が、就任1年目で2度目のモウリーニョ監督のブルーズとコンテ監督のブルーズのエースであったベルギー代表MFアザールの退団及び補強禁止の中でプレミアリーグトップ4入りを果たしたことが評価され、4位に選出されました。
続いて、5位は2012年にブルーズ史上初のCL制覇を達成したディ・マッテオ監督で、6位には、アブラモビッチ氏がオーナー就任1年目の2003-2004シーズンにブルーズを率いていたラニエリ監督。
2000年からブルーズを率いていたラニエリ監督は2003-2004シーズン終了後に解任されて1位のモウリーニョ監督にバトンを渡す訳ですが、後にブルーズでレジェンドとなり、現在チェルシーを率いるに至った元イングランド代表MFのランパード監督を見出したことが評価されての6位だと思います。
そして、7位は2009年2月から5月と、2015年12月から2016年5月と二度に渡ってシーズン途中に就任してピンチヒッターを務めたヒディンク監督で、8位も2012-2013シーズン途中にディ・マテオ監督の後任としてブルーズを率いたベニテス監督。
9位はランパード監督の前任のサッリ監督で、10位は2008年にクラブ史上初のCL決勝進出を成し遂げたグラント監督。
11位はブラジル代表を率いて2002年W杯を制すもブルーズでは就任1年目の2008-2009シーズン途中に解任されたスコラーリ監督で、12位も2011-2012シーズン途中に解任されたビラス=ボアス監督が選出されました。
まずまず妥当なランキングだと思いますが、客観的に見ると、やはり4位がディ・マッテオ監督。
5位がヒディンク監督で、6位にランパード監督。
7位がグラント監督で、8位がラニエリ監督。
あとはそのまんまで。9位がベニテス監督。
10位サッリ監督、11位スコラーリ監督、12位ビラス=ボアス監督の順になるかと思います。
これは主観的になると、やっぱりアンチェロッティ監督が1位、特に2009-2010シーズンのブルーズが心のベスト1のブルーズです(⇒2009-2010シーズンのブルーズの思い出はコチラ)。
2位はやっぱりCLを制覇したディ・マッテオ監督。
3位はモウリーニョ監督とコンテ監督と悩むのですが、それにしても記念すべき1000試合目の相手がモウリーニョ監督率いるトッテナムとの対戦になるとは、感慨深いものがあるのと運命を感じます。