ロッキーことトヨタのライズのHVモデルに端を発するダイハツの不正の全貌が一昨日明らかとなりましたが、不正が起こった要因としてタイトな開発スケジュールが挙げられていますが、ダイハツのトールことトヨタのルーミー(及びタンク)がデビューした際に自動車評論家やメディアがその設計をスズキのソリオに対抗しようとしてダイハツのブーンことトヨタのパッソの車体にダイハツのタントを載せたやっつけ仕事的な評価が多かったことを思い出します。
その低評価とは対照的にトールことルーミーは大ヒットしましたが、普段話半分だと思っている自動車評論家の評論も、あながち間違いではないと思いました。
そして、ダイハツの不正の要因が短納期開発におけるプレッシャーと聞いて、トヨタの現行のシエンタがデビューした時にトヨタの豊田章男会長が " ダイハツに比べるとトヨタは新車開発のスピードが遅く、今回のシエンタはダイハツを参考に開発における納期短縮に取り組み、トヨタもやれば出来た " みたいなことを言っていたことも思い出します。