MLSのオーランド・シティに所属する元ブラジル代表MFカカが、かつて在籍したイタリア・セリエAのミランについて、「今の状況は僕を本当に悲しくさせる。」と昨季セリエAで7位に終わった古巣の現状を嘆きました。
その上で、「ミランは一歩ずつ成長していく必要があると理解するべきだ。ユベントスのようにね。彼らはスタジアム再建を契機としてチームを再構築することで、近年の成功を打ち立てた。」と、カルチョ・スキャンダルで2006-2007シーズンにセリエB降格を味わいながらも、2011-12シーズンからセリエA5連覇を達成したユーベを見習うべきだとアドバイスしました。
元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチの加入で息を吹き返した時もありましたが、カカのレアル・マドリー移籍がミラン崩壊の序曲になったと思います。
また、結果だけを見ると、ミランがカカや元ウクライナ代表FWシェフチェンコを手放したタイミングは適正だったと思います。
ただ、そこで得られた移籍金だったり、チーム再編の機会を、ミランは無駄に損失してしまった感は否めません。
それはカカやシェバを再獲得したことが如実に物語っていると思います。
もちろんそれは今となって言える部分もありますが、、、。