テレ東の「GIVER」の視聴は3話からですが、久々に最終回まで観たドラマになりました。
(ここからネタバレする部分もあるので、これから観る人は注意してください)
GIVER 復讐の贈与者 DVD BOX(5枚組) | |
吉沢亮,森川葵,小野ゆり子,渡部秀,水橋研二 | |
東宝 |
バンクの存在が物語の中で大きくなるにつれ、このドラマの魅力であった視聴した後の不思議な爽快感と何とも言えない気持ち悪さが徐々に薄れて行ったと思います。
そして、10話からはドミノ倒しのような展開で、この先救いのない結末しかないだろうと思いながら、最終回を迎えました。
最終回は前半こそそれまでの絶望的な展開からの逆転によるカタルシスはあったり、ループや急転させることで精神世界の戦いまでも描いた映像も「GIVER」の良さが全開だったと思う反面、エンディングは最初ちょっとスッキリしない感じでした。
それは最終回を待ちきれずに原作のあらすじまで調べてしまったので、原作とドラマの設定のズレから来る違和感もあったと思います。
ですが、先程もう一度最終回を観たのですが、最後は感情のないはずの義波がテイカーと永遠の恋の物語となった、義波の笑顔と屋上の青い空でちょっと救われたと思いました。