元アルゼンチン代表MFのマラドーナがバルセロナに所属するアルゼンチン代表FWメッシについて、「メッシは素晴らしい人間だが、パーソナリティーがない。リーダーとしての個性がないんだ。」と、厳しいコメントをしました。
その一方で、メッシのライバルとなるレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリロナに対しては、「疑いようのないスターだ。サッカーが好きなら、誰でもクリロナのことが好きなはずだよ。彼がプレッシャーに負けるとは思えないし、プレッシャーを感じるのは彼をマークしなければならない相手守備陣だね。」と賛辞を贈りました。
また、マラドーナはユーロ2016でプレーを見たい選手として、チェルシーのベルギー代表MFアザールとマンCのベルギー代表MFデ・ブライネにマンUのイングランド代表FWルーニーとバルサのスペイン代表MFイニエスタの名前を挙げ、「彼らのプレーなら、テレビの前でかじりつくように見る価値がある。」とコメントしました。
マラドーナとメッシの共通項は左利きの10番のドリブラーで、逆に異なる部分がW杯でのタイトルとゴールの数、すなわちマラドーナも指摘する王様のマラドーナとソリストのメッシの違いだと思います。
また、背番号は10番でも利き足は異なりますが、メッシよりも元アルゼンチン代表MFリケルメの方がマラドーナに近いと思います。