土曜日は息子と「SEED FREEDOM」を見てきました。
~以下、ネタバレするかもしれませんので、これから視聴される方は注意してください。私も劇場で見るまで極力情報を自主的にシャットダウンしました~
遂に公開された劇場版、准将とか " 逆襲のアスラン ” とかもあって噂レベルかと思っていました(一応18年前に正式発表があったみたいなことを最近知りました)。
また、予告編より、ムウ・ラ・フラガやセリフとも相まってライジングフリーダムは露払い役になるような展開というか、キラ・ヤマトが大変になりそうな展開しか想像できませんでした(あと想像出来たのはシンがイモータルジャスティスに搭乗することぐらい)。
そして、劇場で見る前にYouTubeの冒頭6分の映像こそ見ましたが、前述した通り劇場で見るまで極力情報を自主的にシャットダウンしましたが、流石にズゴックと2時間ちょいで完結することだけは止めることが出来ませんでした。
と、前置きが長くなってしまいましたが、18年もしくは20年待った「SEED」「SEED DESTINY」の視聴者に対し、テーマであったであろう " 愛 " に溢れた劇場版であったと思います。
特に「SEED」以上に「SEED DESTINY」の視聴者だった私にとっては、「SEED DESTINY」のモヤっとした部分を回収するというか、私以上にモヤっとした視聴者も飲み込める劇場版であったと思います。
一方、ファウンデーションやアコードにつていは、もう少し捻っても良かったのではないかと思います。
「SEED DESTINY」のデュランダル議長とデュランダル議長が劇中で示した " DESTINYプラン " が残した影から逃れられないとするプロットは見事かつ「SEED DESTINY」のモヤっとした部分を飲み込める要因でもあったかと思いますが、ファウンデーションはファウンデーションで " DESTINYプラン " に准じた勢力だけでも十分だったのではないかと思います。
チートとか、ケレン味こそが「SEED」「SEED DESTINY」ならではかもしれませんが、ラクスをアコードとしてしまうと逆にデュランダル議長の詰めの甘さやラル・ル・クルーゼやレイが浮かばれないと言うか。
オペレーションスピリットブレイクを機にヒールとなった地球連合のブルーコスモスの残党やミケール大佐すら、ファウンデーション版の " DESTINYプラン " に従わされたいた方が、ブルーコスモスの戦術・戦法に対するキラの疑念や自国領をコンパス排斥に使うファウンデーションのヤバさがより際立ったと思います。
あとは「SEED DESTINY」への登場が噂されていたギャンが遂に登場しましたが、ギャンはブラックナイツの機体でも良かったのではないかと思いました。
設計思想的には同じかと思いますし、アコードのチート能力もギャンの能力としても良かったのかと。
いずれにせよ一緒に付いてきてくれた息子も大満足で良かったです。