「007/カジノ・ロワイヤル」のDVD化を勝手に記念して、ジェームズ・ボンド/007シリーズに登場する「ボンドカー」をネタにしています。今日取り上げるのはアストンマーチンDB5です。
3作目「ゴールドフィンガー」で初登場したアストンマーチンDB5。ベントレーに代わる車としてQからボンドに支給されます(イアン・フレミングの原作でも「ムーンレイカー」で大破したベントレーに代わり、ジャガーよりも荷物が載ると理由でアストンマーチンDB3に搭乗してます)。
アストンマーチンDB5には後のボンドカーのお約束とも言うべき秘密兵器が装備されています。フロントは可変式ナンバープレートにマシンガンを装備。
リアには弾幕、オイル散布装置に防弾装甲。4作目「サンダーボール作戦」ではオープニングで放水していました。
極めつけは助手席のインジェクトシート。「ゴールドフィンガー」ではシフトレバーに内蔵された赤いボタンを押し、助手席に乗り込んだ敵を助手席ごとふっ飛ばしました。そして何よりビックリなのはこれら劇中で登場した秘密兵器の数々が実車で可能だったこと!もっとも現実生活でこんな物騒な車をまず乗ることはないですけど、秘密兵器がなくてもカッコいいです(もちろん実車なんて買えないのでコーギーのミニカーでガマン)。
18作目「ゴールデンアイ」以降はボンドのプライベートカーとして登場。「ゴ-ルデンアイ」ではフェラーリF355GTSとカーチェイスを繰り広げるのですが、今見ても色褪せることのないデザインだと思います。