ブラーが3rd「パーク・ライフ」をリリースした時に同アルバムのオープニングトラックで先行シングルとなった♪ガールズ&ボーイズをデヴィッド・ボウイの「スケアリー・モンスターズ」のタイトルトラックを引き合いに出して例えていた記憶があるのですが、新曲の♪St.Charles Squareも「スケアリー・モンスターズ」のオープニングトラックである♪It's No Gameを彷彿とされるナンバーだと思いました。
どちらの楽曲も特にグレアム・コクソンのギターの音色が「スケアリー・モンスターズ」を連想してしまうのですが、最近のグレアムのインタビューを読むとブラーの中では前作から方向転換を図った5th「bulr」もボーカルのデーモン・アルバーンとプロデューサーのスティーブン・ストリートがやっぱりボウイに寄せようとしたがるみたいな発言をしていたので、ボウイの影響は受けていると思います。
「パーク・ライフ」を締める♪This is a lowも特にライブのレポートで当時ボウイを引き合いに出されていましたし。
もっともデーモンがあの当時自身のお気に入りの作品に選んでいたのは、「World is David Bowie」という「スケアリー・モンスターズ」よりも11年以上前にリリースされた、「スペース・オディティ」よりも前の楽曲を集めたコンピレーション盤だったと記憶しています。
ただ、本当は「スケアリー・モンスターズ」だと思います。