もうすぐ開催されるパリモーターショーにプジョーは308のクーペカブリオレ仕様となる308CCを発表するそうです。
1930年代に401&601&402に折りたたみ式ルーフを持つエクスプリス仕様を生産したプジョー。マツダのユーノス ロードスターに対抗してベンツが(バリオルーフと呼ばれる)電動格納式ハードトップ搭載のSLKを市場に投入するとプジョーもパイオニアとして誇りとともに206のクーペカブリオレ仕様となる206CCを投入。以降(307ベースの)307CCに(207ベースの)207CCを投入。308CCの発表でプジョーのBセグメントとCセグメントと言えばノーマルのハッチバック&ワゴン/ミニバンタイプのSW&クーペカブリオレのCCが定番のラインナップであると同時に足りないのはSUVだけで、充実のラインナップだと思います(BMWのMINIも同じラインナップですね)。ちなみにCCにはCoup de Coeur(=ハートに一目惚れ)という隠れた意味も持つそうです。
電動格納式ハードトップ=クーペカブリオレと言えば現行の国産車にもレクサスのSCからダイハツのコペンと大から小まで取り揃っていますが、個人的に電動格納式と聞いて思い出すのはホンダのCR-X デルソル。自分が初めて車を買う時に購入を検討しましたが、新車は高すぎ、中古車もそれなりの値段な上にタマも少なくて断念した記憶があります。プジョーのCCが定番になった今、CR-X デルソルは市場に登場するのが早すぎた車だったと思います。