くつした工房からの便り

くつした工房の日々の出来事つづり・・・

鶏の餌と卵の値段

2024-09-07 08:50:51 | 必要性

昨年だったか・・

友人の実家のお豆腐やさんがお店を閉めた。

大豆の高騰 道具の維持管理費 売値価格のおさえ(卸先との価格交渉が全くできなかったらしい)

数十年前 一度友人数人と泊まりに行ったことがあった。(お家に一泊)

朝ご飯は揚げたてがんもとお豆腐。

おいしかった~忘れられない味。そこがないんだ。

 

養鶏場の知り合いがいる。ここのところの飼料の値上がりは経営の圧迫に繋がり

鶏を飼うということ自体が難しくなっているのだと話していた。

鶏のご飯の値段が3倍になったからって 卵を3倍の値段にはできないよね。。って。

でもさ、仕入れ値と販売価格の考え方をすると 値上げしないと自利費になるんだ。

3倍には計算上ならないけど値上げは必要だ。このままだとやめなくてはいけなくなる。

 

むかし子供服のお店のオーナーと「値段」のことで話をしたことを思い出した。

靴下の下値を「安くしてほしい」オーナーと「数量の上限で値段は変えない」私と

色んな話をした。「今」じゃなくて「これからも」の話。。今後も続けるにはこれをしているとできなくなる話だった。

子供服のお店は今別の業種に移行した、それもありだよね。選択肢があるのは羨ましい。

 

卵ね。このままだと今の価格で日本の品質はなくなる。かなり切実に考えたほうがいい。そう思った。

 


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