くてくてのフォト日和

-カメラのおかげ-

安行原の蛇造り

2021-08-30 08:11:25 | 埼玉
埼玉県川口市安行領家にある、道の駅「川口・あんぎょう」。
道の駅ですが、植木や草花を多く売っています。
安行(あんぎょう)は江戸時代から緑化産業が盛んな植木の里です。


建物の中にワラでできた蛇がいます。これは


道の駅から約1.5km南の安行原で行われる「安行原の蛇造り(じゃづくり)」の蛇です。



毎年5月24日に長さ10メートルの蛇をつくり、五穀豊穣・天下太平・無病息災などを祈願する祭り。
ワラで蛇を作り、口には密蔵院のお札がつけられ、大ケヤキに1年間据えます。
起源は不詳ですが、亡くなった戦国武将たちの鎮魂が由来ともいわれています。


2枚目の写真の道の駅の蛇の口の中にもお札がありました。


敷地内には大崎にもある出羽三山信仰の供養塔や


地蔵菩薩、庚申塔がありました。