くてくてのフォト日和

-カメラのおかげ-

新旧水門

2016-12-22 00:32:51 | てくてく
新荒川大橋から目をやると水門が見えました。旧岩淵水門です。
大正時代、荒川の洪水が隅田川に流入することを防ぐ目的で建設されました。
水門と荒川放水路を作り、荒川の洪水の被害を防ぐことができたそうです。
昭和30年代の改修工事で赤い色に塗りかえられたことから「赤水門」と呼ばれています。
現在は水門としての役目を終えています。



味があるなぁ。


現在は赤水門の下流にある、1982(昭和57)年に竣工した岩淵水門が役割を果たしています。
こちらは「青水門」と呼ばれています。



どっしりとしています。


近くに「荒川知水資料館」があるので寄ってみました。荒川の資料展示がしてあります。
屋上からの景色です。


荒川治水資料館に展示されているのは「船堀閘門頭頂部」。
荒川放水路完成後、水位の異なる中川との船の通航の為建てられたもの。
現在はこの頭頂部だけが移転し残されています。

荒川に来たのは今回が初めて。なかなか興味深い川です。