くてくてのフォト日和

-カメラのおかげ-

川崎河港水門は今

2012-02-11 00:17:45 | 川崎
6年前に行った、多摩川沿いの川崎河港水門。海から約5kmのところにあります。
先月のテレビで放送されたあと、人が押し掛けていたとか。
川崎区を縦貫する大運河計画の一環として1928(昭和3)年に完成。
が、計画は1943(昭和18)年に中止され水門だけ残りました。


内陸側。


門扉を上下する鎖。以前も扉の位置は同じ。動いていないのかな。


奥に見える赤いのは京浜急行大師線。


タワーの頭頂部には当時の川崎の名産品の梨、ブドウ、桃などをあしらった装飾。果物かごみたい。


3つの線のマークは川崎市の市章。横の窓がしゃれています。
それにしてもずいぶん汚れてきたなぁ。


平成10年度「国の登録有形文化財」、平成19年度「近代化産業遺産」に登録されています。


水門の先にはマンションが建設中。そこはレコード会社の日本コロムビアの本社があったところ。6年前にはまだ会社のネオン塔があったのに。
景色は変わっていくけれど、多摩川の流れは同じようでした。