今日は所用があって谷町4丁目へ出掛けましたが、その足で大阪城公園の中を通って、大阪府庁付近まで歩いてみました。昨日の選挙での新知事を祝うように 園内の木々は美しく紅葉していました。府庁前まで来て見上げると、中央部最上階の窓が開け放たれていました。新知事を迎える準備でもしているのでしょうか。
「窓開けて寒気取り込みあるじ待つ」
【写真は今日の大阪府庁付近の大阪城公園の風景 (左)見事に紅葉した木々がいっぱいの大阪城公園 (右)あるじ待つ大阪府庁。 中央部最上階の窓が開け放たれていました。 】
昨日は大阪府知事選挙の日でした。(大阪市内では市長とのダブル選挙になりました。) 初めて選挙投票所の立会人を務めてきました。立会人席から見た投票所の風景を少し記述してみます。
立会人は、前半後半で交替します。今回は後半、13時半から20時まででした。長時間だと思っていましたが、どんどん時間が過ぎて行きました。昨日は投票に来る人が ほとんど途切れることなく、次々とやって来たからだと思います。
投票所に来た人は、ほんの少し ある種の緊張感があるのでしょう。 良く知っている人の殆どが 小生に気付かず、さっさと歩いて通り過ぎて行きます。町の中と違いますので、声を掛けることは そんなにできません。家族一同で来る人たちも多く、知人の奥さん、ご主人、息子さん、若奥さんなどの顔を見ることが出来ました。
投票用紙を折らずに投票箱へ入れる人が 結構いました。どうしても記載内容が見えてしまいます。 今回当選の「**一郎」の文字を良く見ました。心の中で この人が当選だなと思っていました。 投票終了時刻後、投票箱の施錠、鍵の封印封筒に割り印を押して 帰宅したら、既に出口調査の結果を受けてテレビで当確が出ていました。市職員達は投票箱を まだ開票所へ運び込む途上です。
今回、マスコミで「ダブル選挙」という報道が多かったので、ここ東大阪市でもダブルだと思っている人がいました。 知事選挙を済まして、市長選挙はありませんという 市職員の説明に怪訝そうな顔をしてゆっくり足で出ていく人が何名もいました。
以上、感じたことを記述してみました。視点を変えると 物事が見えてくる、そんな半日でした。
【写真は (左)選挙立会人選任通知書(個人名など一部修正しています) (右)選挙投票所風景 女性の参政権が認められた戦後すぐの投票所の様子。インターネットから採りました。 】