いわて!くせじゅ庵

岩手県のあらゆる文化をゆる~く探究していくブログ。

「八幡平アスピーテライン」に登ってきました。

2015-09-27 21:21:14 | 岩手の自然
中秋の名月な今日このころ、久しぶりの更新です。

岩手偉人伝がまっっったく進んでいないというのに、性懲りもなく新カテゴリ「岩手の自然」を作っちゃいました。

岩手県の自然が感じられる場所なんかをこのカテゴリでやっていこうかと思います。


さてさて、今回行ってきたのは八幡平市の「八幡平アスピーテライン」です。

八幡平市は岩手県の北西部にあって、岩手県と秋田県の県境にあります。




話が逸れますけど、このあたりのことを書くのは初めてです。

どうしてもね、所長と副所長の居住地の関係で扱うところに偏りが出てしまうんです。

それがこのブログの2番目のネックだったんですけど(1番目は所長の更新頻度)、

今回はそれを乗り越えるべく、シルバーウィークを利用して八幡平市に行ってきたのです。

さすがに副所長には同行のお願いすらしなかったですけど(笑)


話を戻します。

八幡平アスピーテラインは簡単にいうと「八幡平」という山を登るドライブコースで、秋は紅葉が綺麗な観光名所です。

ところで、アスピーテっていうのは「楯状火山」とか言われるもので、

理科に出てきた粘り気の少ない溶岩でできるあれです。

でも最近では八幡平って本当は富士山とかと同じ「成層火山」とされていて、

実際はアスピーテじゃない!ってことになっているようです。

つまり、八幡平アスピーテライン(アスピーテとは言ってない)ってことですね。

ま、そこらへんは大人の事情的な感じで、簡単に観光名所の名前を変えることはできないんでしょうね。


前置きはさておき、その八幡平アスピーテラインを愛車で登ってきたのでその様子をアップします。

今回は風景が肝なので大き目の写真で。

少し登ったところはこんな感じ。先に見えるのは岩手山です。



もう9月も下旬、葉もやや色ついてきています。

山頂までもうちょっとのこところで車を降ります。



山頂まではけっこうな急傾斜を徒歩で。



すれ違う人は皆あいさつをしてくれます。

途中にはかつての火口に水がたまってできた沼がいくつも。



秋晴れの下、結構な距離を歩いてやっと山頂です。





山頂からの眺めは、アスピーテラインを登っているときに見えた風景は見えず、意外と森林だらけって感じでした(笑)

でも、いくつもの沼やたまに開けるときの風景は、

爽やかな秋空とあいまってとても素敵でした。

そんな感じで下山。



ここは県境だから、あっちは秋田県なんだなぁ。





八幡平市アスピーテライン紀行、そんな感じでした。

八幡平のなだらかな風景、横に並ぶ岩手山、

個性的な沼たち、紅葉の様子。

秋の雰囲気がより風景を際立たせていたように思います。

さすがは岩手県が誇る秋の観光名所のひとつ。

山口ナンバーや愛知ナンバーの車が来ているのも納得の綺麗さでした。


やっぱりねぇ、写真じゃわかんないよ!

ブログ書きつつプレビュー見るとこれじゃない感がすごい!

あの綺麗さは写真じゃわかんない!!

そこらへんの難しさを感じつつも、とにもかくにも綺麗な風景を堪能したシルバーウィークでした。



(「八幡平アスピーテライン」八幡平市)