17時に食事の用意ができてしまい、途中で送信してしまいました。
本日の歩行距離=39、3㎞、歩行時間=6時間35分。今日は朝イチからベストタイが出たので気分良く歩けました。後半はすこし落ちたのですが、調子としては上々の部類です。
15時31分、無事大月町にある民宿はたごに到着しました。今日はうれしい1日でした。先ず、大師見残し海岸をきっちり押さえました。そして月山神社、新しい景色が意外なほどよくて感激、次の赤泊の浜は想像を超えた過酷さ。それをを乗り越えた後に待っていたのがお接待でした。ご褒美のようで素直にうれしかったです。
さらに最後の締めが姫ノ井郵便局です。8年前お世話になった局長さんにまた会いに行ったのですが、生憎仕事で不在、ても女性の局員さんにそのことを伝え、ブログのアドレスを記入した納札を手渡したので満足しています。
15時36分、無事土佐清水市の土佐民宿大平に到着しました。1年前の約束が果たせてほっとしているところです。今日のハイライトは半島の西海岸でした。4回歩いているとはいえ最後に歩いたのはもう8年も前のことです。覚えていたのはほんの一部、とくにしんどい山道は完全に忘れていました。ジョン万次郎の生家が復元されていたのですが、立ち寄る余裕はありませんでした。
本日の歩行距離=35、5㎞、歩行時間=6時間09分。2日目までの誤りに気づいて改めたので2つの区間でベストタイが出ました。早さより味わうことが大事だとはわかっていても、やっぱり気になってしまいます。
15時42分、土佐清水市の民宿いさりびに到着しました。半年ぶりの40㎞でさすがにえらかったのですが、昨年のような午後からの倦怠感はなく足の運びは最後まで軽やかでした。午前中の一部変則的な道を歩いたので歩きの人には4人しか出会えませんでした。初めての道だったので2回も迷って外してしまいました。新しい景色を楽しめました。
本日の歩行距離=42、1㎞。歩行時間=6時間45分。
時速6㎞はキープしているのですが
17時23分、黒潮町土佐佐賀駅の近くにある内田屋に無事到着しました。足も全く痛まず元気良く最後まで味わいながら歩けました。
本日の歩行距離=20.2㎞、歩行時間=3時間15分
ベストよりはすこし遅いのですが時速6㎞をクリアしているので満足しています。
旅立つ前に今一度四国の週間予報を確認します。雨マークは日曜だけ、それも一時雨のようだから全く問題ありません。その日は愛南から宇和島で今回のルートは全く山道がありません。嵐郵便局の前で嵐になるか期待したいところです。
遍路荷物
ザック 568g
合羽(ワンピース) 150g
スウェット上下 612g
肌着(上1、下2、靴下2) 324g
タオル 69g
歯磨き歯ブラシ 37g
ティッシュ 17g
爪切り 29g
電気シェーバー 128g
携帯電話+充電器 197g
デジタルカメラ充電器 145g
歩数計 30g
ルーペ 25g
手帳 67g
地図 280g
遍路宿情報20部 174g
5円玉=110個 430g
線香=330本 180g
ろうそく=110本 173g
納札=120枚 53g
ビタミン剤=19錠 21g
食塩 152g
合計 3861g
初日はこれに加えて昼食用のシガービスケットとペットボトルが入りますが、バスの中で食べてしまうので、歩くときには3900gになります。上着とズボンのポケットに入るのは、財布、ペン、経本、ライター、デジタルカメラ、タオルハンカチ、小銭入れ、といったところです。財布の中にはお札以外に、住基カード、保険証、郵貯キャッシュカード、高速バス乗車券、エスコートカード、テレホンカード、タイムメモ、11日目以降の宿の電話番号メモ、が入ります。
いよいよ、こちらで歩くのも明日のみ、10kmを残すのみとなってしまいました。今年になって歩いたのは1170km、今までの通し打ちの練習で一番多く歩いたことになります。腰の具合も足の具合も全く問題ないのですが、昨年のことがあるので安心はできません。10月に40kmを2日続けて歩いていて、そのときと同じ靴なので、いくらかは楽観的にはなれるのですが。
週間予報
あと4日と迫って、足摺地方の週間予報をチェックします。3日目まで晴れマークが並んでいます。この地域は山道がほとんどないので雨でも構わないのですが、やはり出だしの天気がよいと気分良く歩くことができます。日が出ているのといないのでは太平洋の表情も全然違ってきます。いさりびからのご来光も期待できそうです。
カメラと携帯電話の充電も済ませ、充電器は自作のホルダーに納め、ビタミン剤19錠も袋に詰めました。タイムメモとテレホンカード、エスコートカード、高速バス乗車券も財布に収まっています。
センバツもようやく終わり、無事32ゲームすべてのスコアを付け終わりました。これからはいよいよお遍路の準備です。延び延びになっていた遍路宿情報の印刷がようやく終わりました。インターネットでできる宿の予約も済ませました。大瀬の館も受けてもらえたので、別格7番への地蔵越えの道も歩くことができます。
ぼくの目の前にいるのはまさにウォルトディズニーその人でした。決してトムハンクスではない。そのことだけでうれしくてありがたくてもう涙がこぼれそうでした。そしてシャーマン兄弟、二人がピアノを弾き歌を歌う、このようにしてメリーポピンズの音楽が出来上がってきたのか、信じられないくらいの驚き、サウンドトラック盤を何十回、何百回と聞き返したあの音楽が誕生する瞬間を目の当たりにして、もう涙は止まりませんでした。声を上げることはできないので口を押さえると上半身がぶるぶる震えて止まりません。3席空けて左隣に女性が座っていたのですが、なぜにこんな所で号泣するのだろうと不審に思われたに違いありません。座席には20人くらいの人がいたのですが、おそらく泣いていた人は一人もいないと思います。
With tuppence for paper and strings
You can have your own set of wings;
With your feet on the ground,
Your’re a bird in flight
With your fist holding tight
To the string of your kite.
Oh! Let’s go fly a kite
Up to the highest height!
Let’s go fly a kite
And send it soaring
Up through the atmosphere,
Up where the air is clear.
Oh! let’s go fly a kite!
タイトルが出てきたとき、あまりに意外なものでちょっととまどった。でも最後まで見るとこれ以外には考えられないという深いタイトルです。でも日本語にするとおそらく集客が半分になるのではないか、それで、分かりやすいタイトルにした、ハリウッド映画はタイトルの変更(直訳すら)を認めないことが多くなっていると聞いたことがありますが、これは仕方のないところだったのでしょう。
ディズニーフリーク、ディズニーリゾートフリークと呼ばれる人は多いと思いますが、そういう人たち、若い人たちにとってこの映画はぴんとこないかも知れません。メリーポピンズをDVDで見ていたとしても、どれだけ味わえるでしょう。彼等のほとんどはウォルトディズニーは歴史上の人物になっているでしょうが、ぼくにとっては2週間に一度金曜日の夜8時にテレビに出てきて優しく夢の世界を語ってくれるおじさんだった。4年生の秋頃からその番組の最後に「メリーポピンズ」の映画の予告編が毎週(正確には隔週)のように流れて、ぼくは見に行きたくて仕方なかった。でも家は共働きで日曜も仕事があったので結局つれてもらうことはできませんでした。もしかしたら、頼むこともできなかったかも知れません。そして、自分で見ることができたのはその9年後でした。
5年ぶりに劇場で映画を見ました。5年前はシネフェニックスで「剣岳 点の記」を見たのですが、音楽がひどくてがっかり。以降はどんな映画を見ていいか分からず外で見る気がしなくなってしまいました。
でも、今回の「ウォルト・ディズニーの約束」は絶対に逃してはならないと直感しました。劇場は神戸朝日ビルの地下にあるシネリーブルです。くしくも、39年前初めて「メリー・ポピンズ」を見たのもここにあった神戸朝日会館でした。