WALKER’S 

歩く男の日日

健脚二人 4

2020-05-04 | 日記


 神峯で30分以上話し込んでしまったので、西分まで歩くつもりが赤野まで行くのも難しくなった。ぎりぎり14時のカリヨンに間に合ったけれどカリヨンは音を出さなかった。ここ2年ほどは聞けていたはずなのにまた故障してしまったようだ。気が抜けて歩く気がなくなってしまい目の前の球場前から電車に乗ることにした。
 20分ほどで電車は来たけど急行だったので乗り過ごした。野市まで乗るのならそれでよいけれど一つ手前の吉川で降りる、出ないと今日の歩きが短すぎる。
 4年ぶりのよしかわうなお君、15時25分到着、同じ電車に昨日金剛頂寺の山道ですれ違った外国人女性二人が乗ってきた、会釈をすると返してくれたから覚えていてくれたようだ、あの山道を下ってくるから逆打ちかと一瞬思ったけど、やはり降りる道が分からなかったようだ。
 ここから大日寺まで4km半。
 大日寺でお参りを済ませたころ、ちょうど東北のお遍路さんがやってきた、ぼくより1本後の電車、安芸から野市まで乗ったようです。
 16時32分、
 2年ぶりに遊庵に到着です。経営者は2年前とは違います、5年前最初お世話になったご夫婦が2年のブランクをへて昨年3月復活されました。ご本人たちもまさか復活するとは思ってもみなかった、譲った人が急にやめるといったのでまたはじめた、でも前のように十分なことはできないから4500円でできる範囲のことだけで我慢してもらっている。ということでしたが、全く普通の宿と変わらないじゅうぶんなおもてなしです。変わったのは送迎をやめたこと、一人一人お風呂の湯を変えなくなったこと、食事が前のように凝ったものではなくなったこと、朝はトーストになったこと。チェックアウトが7時半までになったこと(掃除に時間がかかるようになったので)。それでもこの値段からすれば最高のコストパフォーマンスだと誰もが認めることでしょう。

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