WALKER’S 

歩く男の日日

8月21日 11:36

2010-09-06 | 日記
 寺田屋の前を行き過ぎて京橋の上に立つ。東を見ると三十石船の船着き場があったあたり。当時はこの3倍以上の川幅があったらしい。そして、寺田屋の前から同じ川幅の水路が真南に宇治川まで通じていた。おそらく、上りの船が西からここまで来て、下りの船はここから南へ下がって宇治川へ下っていったのだろう。ここが大きな水運のロータリーになっていた。その中心、要に寺田屋があったことになる。この風景からその面影を拾うにはとても難しい。せめてあの白いマンションがなければ、寺田屋から水路が見えていくらかは空想しやすいのにと恨めしく思う。
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