WALKER’S 

歩く男の日日

別格20番大瀧寺への道

2017-12-25 | 日記

 今年のお遍路では別格を含めて歩く通しの人に会うことが何回かあったのですが、大瀧寺の攻略の仕方について適当なアドバイスができませんでした。距離をほとんど把握していませんでした、ぼくは2回とも夏子ダムから登ったので塩江の方から行く距離は全く頭の中になかったし地図も持っていなかった。
 長尾寺=10.5km=多和小跡=10.7km=さぬき温泉=10.7km=大瀧寺=10.0km=夏子ダム=12.5km=大窪寺
 長尾寺と大瀧寺の間、大瀧寺から大窪寺の間には宿がひとつずつしかないから選択肢はすごく限られます、志度に泊まった場合、さぬき温泉まで28.2km、次の日は大窪寺まで33km、それがきつい人は竹屋敷まで30km、それも無理だという人はさぬき温泉まで戻るしかなくて21.4km。竹屋敷は2食付き9700円(遍路割引)~とちょっと高めの料金設定です。

 夏子ダムからの道は一番新しい地図でも全然改訂が為されていないので注意が必要です。二つの点線の短絡路はほとんど通行不能です。めぐめぐさんやdaboさんやぼくの知り合いの先達さんも無理して踏破されましたが、余程の強い意志がないと最後まで歩き通すことは難しい道になっているようです。県道の長靴の道を行くのが遠回りのようでいて結果的には近道なのです。H450から県道を離れる点線の山道は6月~10月は草木繁茂で通行不能と10年以上前から同じ記述がありますが、これもほとんど嘘で、十分に整備された緩やかな歩きやすい山道がほとんどです、ぼくはこの山道を時速4.2kmで歩き通したのですがもっと楽に歩けたという感覚です、鶴林寺や太龍寺、焼山寺、横峰寺などの最後の部分に比べても2段階くらい楽な登りになっていました。夏子ダムからH450までの県道も距離は長いですがほとんど平地と変わらないスピードで歩けます。ぼくは夏子ダムからH450まで58分、H450から大瀧寺まで62分ほどでした、そんなに足が速くないという人でも3時間あれば十分でしょう。

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