WALKER’S 

歩く男の日日

20日目 一本松から国見駅(四万十市)まで

2021-03-12 | 新四国曼荼羅霊場

 あけぼの荘を6時58分に出発、12分で一本松の交差点、
 交差点から54分で松尾峠に到着、この逆打ちの登りは四国の全ての登り山道の中で最高だと言い切ってもいい。朝一で本当に気持ちの良い山登りです。

 
 新四国20日目にして土佐の国に入る、入ったと思ったらあと4日で終わりというのはいかにも寂しい。ちょっと休んで8時15分に出発、

 
 峠から宿毛の海が見える。以前は草木が茂っていて峠からは見えなかった。地元の人のおかげです。
 
 
 峠を下り切ると宿毛の町まで小さな三つの山道があるけれど、その道は行かない。

 
 昨年ゲストハウスさくらに向かった南へ真っ直ぐの道、55番は宿毛から大月方面に国道321号を6kmほど行ったところにあります。

 
 10時ジャストに道の駅宿毛に到着、ここから4.4km先に本日唯一の札所があります。

 
 道の駅から4kmほど来たところ、この喫茶店を過ぎるとまもなく

 
 案内板がありました。

 
 国道から左折して突き当たったところ、ここを右折、

 
 右折したところですが、本当は5m手間の小路を右に入る方が近道だった、ほんのちょっとだけ

 
 案内板を右へ

 
 これは車で来る人の道でした。

 
 車はそのまま境内へ、山門はないのかとこの時点では思いましたが、右の方にちゃんとありました。

 
 これが正しい歩きの道、

 
 ちゃんと山門の前につながっています。

 
 10時50分、新四国55番鳳彩寺に到着、道の駅から4.4kmを44分で来ました。

 
 本堂、本尊は釈迦如来。大師堂はありません。
 
 人はいたのですが、納経は勝手に頂くパターンでした。
                    2020年11月22日 参拝

 
 鳳彩寺を11時07分に出発、43分で道の駅まで戻ってきました、戻りは何も考えなくていいから歩きに集中できます。

 
 松田川を渡って宿毛の街に入っていきます、この風景は雄大で大好きです

 
 平田から遍路道を離れて国道56号で中村へ、新四国には足摺に札所はありません。写真は宿毛から四万十市に入ったところ、

 
 国道沿いは山と田んぼばっかりで民家の見えるところもごくわずか。

 
 16時10分、国見駅に到着、平田の鶴の家旅館の前から10.1kmを101分で来ました。
 16時34分の電車で中村駅に向かいます。


19日目 津島から一本松まで

2021-03-12 | 新四国曼荼羅霊場

 今日はここまでで初めて札所のない1日です。しかも本四国の赤線のへんろ道を逆に歩くだけなので番外霊場の2ヶ所以外ほとんど写真を撮りませんでした。
 7時02分にホテルアイリンを出発。

 2時間24分で柏坂の展望スペースまで上がってきました。前回も感じたけれど柏坂は逆打ちの方が楽に登れる、ゆるいところやフラットなところも多いので時間や距離は長いけれど疲れたり息が上がったりすることはほとんどありません。

 今までで一番きれいな眺め!今まではほとんど春に来ていたから。

 柏坂は一番高いところがフラットで長い、故に峠らしきものがなくて柏坂と呼ばれる、

 初めて柳水大師へ

 ちゃんと祠があります

 半分ほど下ってきたところにある休憩小屋の奥にもう一つの霊場があります

 順打ちだとまだ半分ほどしか登っていないからここで休む人に少なくて気づかない人も多いかも知れない。展望スペースから柏のバス停まで55分、枯れ枝や石が多くてすごく歩きにくい。

 柏から観自在まで気分を入れ替えて102分で歩く。時速6kmジャスト。暑いのによく頑張る。12時48分到着、
   観自在寺を13時20分に出発、途中、番外霊場仏眼院に寄っていきました。
 
 15時47分、一本松温泉あけぼの荘に到着、素泊まり4110円、GO TO割引で2795円、1000円の共通クーポンも受け取りました。距離さえ合えばまた泊りたい宿です。今回の旅で泊った4ヶ所の温泉施設の中で一番良かった、文句なしのおすすめ宿です。