WALKER’S 

歩く男の日日

6日目の宿

2020-10-27 | 日記

 15時50分、NEXEL鳴門に到着しました。今日は距離が短くて楽な1日になるはずだったのですが昨日の修験道の後遺症で太腿とふくらはぎの筋肉が痛んで最後まで思うような歩きができませんでした。天気が良すぎて暑かったのもつらかった要因。今日は新四国の初日でしたが全く別の魅力に少し驚いています。


5日目=阿波山川駅~明王院~高越寺~阿波川島駅

2020-10-27 | 日記

6時41分、鴨島発の電車で阿波山川へ向かいます。鴨島駅にはセブンイレブンが入っていてWi-Fiも繋がりました。徳島からの電車が着くと男性お遍路さんが降りてきて思わずあいさつ。鴨島には宿がいっぱいあるから今日が初日ということでしょう。

 山川駅を出て赤線の遍路道に向かう途中福田恵峰さんの矢印が、こちらからでも高越寺に行けるけれど赤線は川沿いの道だったはず。

 分かりにくいけど橋を渡っています。ここから赤線のつづき。

 橋を渡ってすぐ左折、土手の道を行く。これから登る高越山が眼前にそびえ立っている。雲辺寺より高い標高1133m の威容、阿波富士そのものです。

 保存協力会の矢印もあります。

 1km弱土手を歩いて右へ下りて行く。

 突き当たって右折すると鳥居、当然正面に神社ですが、くぐって5m先で左折すると

 高越山の入口、いよいよ修験道の始まりです。

 この鳥居から山道が始まりますが、手前で左折すると、

 36不動の8番があります。

 明王院の本堂です。立派なお寺です。お参りが終わって納経所へ、高越寺までどれくらいかかりますかと訊くと、4時間はかかると恐ろしい答え!英語の地図には2時間とある。差が大き過ぎて当惑、でも両方とも間違ってはいないことがてっぺんに着いてから分かる。納経所で黒糖のど飴丸々一袋お接待、納経料金とあまり変わらないではないか、

 

山道の写真も撮ったのですが何も伝わらないのであえて省略します。今まで一番きつかった山登りは雲辺寺の逆打ち、青空屋から100分かかりました。高越寺は距離も標高差もあまり変わらないから同じくらいではないかと想定していたのですが、そんな甘いものではありませんでした。

 

 122分でやっとのこと山門の前に辿り着きました。しんどかったことよりこの威容にまず圧倒されます。これ以上の山門は四国になかったといえるほどです。

 境内から見た山門、

 

 本堂です。

納経は書いてあるものを頂けます。この納経も四国で一番値うちがあると正直思いました。上に住んでいる人はいなくて番をしている人が毎日下から車で上がってくる。車だと25分!お茶とお菓子のお接待を受けながら1時間ほどおしゃべりしました。