WALKER’S 

歩く男の日日

同じ道でも

2015-05-10 | 15年四国の旅

 何度も歩いた慣れた道でも、毎回違う味わいがあります。目にする光景はあまり変わらなくても、出会う人たちは全く違うし、自分の体調も同じだということはあり得ない。何度も泊まる宿もあれば初めて泊まる宿もあります。天気も違えば気温も風も空気の透明感も違う。全てが同じであればまた来る気になるかどうか。
 特に今年は背負っているのものも大部違っていました。納経帳を持って歩くのは6年ぶり2回目だし、写経を納めるのは初めてのことです。当然のこと、ザックに納経帳、写経、線香、ろうそく、納札、お賽銭、全部詰めて歩くのは初めてだし、オンタイムのブログのための写真は携帯で、別にデジカメで写真も撮らねばならない。機嫌良く歩ければいいと、いつも目標にあげるのですが、そこまでの余裕はほとんどありませんでした。予定通りの日程で最後までたどり着けるかどうか、それだけで精一杯の感じがすることが多かったです。