以前、自分のホームページに「納経所が鬼門?」という文章を書いたことがあったけれど、今回初めて88箇所の納経所をすべてまわって、その文章が真実ではなかったことが判りました。あの文章はぼくが人から聞いた話や、書いてあるものをまとめた、すべて伝聞の文章だった。それぞれの話は確かに事実ではあっただろう。でも真実ではなかった。納経所で受ける印象というものは、人によって心構えが違うし、期待するものも求めるものも違うから、違ってくるのも致し方のないことだといえる。だからそれぞれが受ける印象は事実ではあっても普遍的な真実とは言えない。
ぼくは今回鬼門だと感じたことは一度もなかった。いやな思いをしたことも一度もなかった。「ありがとうございました」と最敬礼するとほとんどの人が「お気をつけて」と言葉をかけてくれた。おそらく3分の2以上の納経所で声をかけて貰ったと思う。声をかけてくれなくても気分の悪い言動をする人は一人もいなかった。ちょっとしたトラブルがあったという札所は10ヶ所以上聞いて知っていたけれど、それらすべてが何の問題もなくスムースに終えることができたので逆の意味で期待はずれだったくらい。
ぼくは今回鬼門だと感じたことは一度もなかった。いやな思いをしたことも一度もなかった。「ありがとうございました」と最敬礼するとほとんどの人が「お気をつけて」と言葉をかけてくれた。おそらく3分の2以上の納経所で声をかけて貰ったと思う。声をかけてくれなくても気分の悪い言動をする人は一人もいなかった。ちょっとしたトラブルがあったという札所は10ヶ所以上聞いて知っていたけれど、それらすべてが何の問題もなくスムースに終えることができたので逆の意味で期待はずれだったくらい。