WALKER’S 

歩く男の日日

グロッケンシュピールの意味

2008-01-16 | 日記
 市岡先生から直接伺ったことがあります。
 「関大は男性的な堂々としたイメージで、中大は女性的な優しいイメージでアレンジをした」と。その特徴は先生の専門である打楽器の使い方に顕著に見られる。関大の主役はシンバルとスネアドラムだ。それに対し中大はグロッケンとティンパニが活躍する。だから中大ではシンバルは一番最後の1発だけなのだ。そして関大ではグロッケンは登場しない。グロッケンの譜面は編曲者が書いたものではない。人間が余っているから、軽い気持ちでどこぞのバカが付け加えたものに違いない。楽譜を書き換えることがどれだけ罪深いことか彼らは何も分かっていない。バンカラの男性的な関大をおかまにしてしまったのだ。この屈辱は編曲者から直接その意味を教えて貰った者からすれば、耐え難いことだ。