ばたついていてなかなか読めなかったものにやっといろいろと目を通しています。
雑誌とかラジオを聴いての走り書きとか・・
岩崎宏美さんのラジオでは、結構すごい賛辞をおくられている宮本さんでしたね。
岩崎さん:あなたの歌詞や歌へのおもいってすごいよ!!
あなたの歌を聴いて、いろんなものを発見した。
木綿のハンカチーフでは男の言葉、女の言葉のかけあいを宮本さんの歌で初めて感じた。
私は私でロマンスと言う歌を再発見した。
自分の歌の原点は歌謡曲。歌謡曲っていうのは自分の青春のすべてだと思っている。
リスナーとしては歌謡曲一本。クラシックは多少好きだったけど、ロックなんかしらない。
それこそこんにちは赤ちゃんから瀬戸の花嫁から母親がみんな歌ってたわけよ。
だから耳にはずっと入っていたし、自分も大好きだったから。
でもエレファントカシマシの宮本だし、ロックだしってところで頑なにね。
ストーンズとRCとスライダース、レッドツェッペリン、ビートルズしか知らない、
そういう人が一生懸命ロックをやろうと思って作ったのがファイテングマンだしゴクロウサン、だった。
ルーツなんかねぇよ、そんな、っていうさ。
あんなきれいなメロデイがあれじゃわかりにくいよ、って山崎さんに言われて、バカだねえ、俺は遁生でそれができなかった。
それがうまくいかないからロックバンドだし、エレファントカシマシはだからかっこいい、ということもできる。
本人はやりたいと思っているのに、そのバンドの良さだけできてしまった。それは甘えだよね。
そういうことも含めて全部、今ひとつひとつの青春を取りもどしてるの、俺。
オリジナルってのはやっぱすごいのよ。中島さんの歌をカバーしながら「俺、これやる意味ないと思う」って思った。
「化粧」に関しては、はっきりいって匙を投げた。
向き合うってのはそういう意味。もちろん対抗もしてないし。だから俺はちょっともうカバーは・・
下手すりゃ自分の曲やる以上に脇の下から冷たい汗を流しててゾッとしながらやっていて。
やばい、これ俺歌えなかったら歌手として人前で歌う意味がない、くらいの向き合い方をしてると思いますよ。
小林さんが歌は自由だ、この歌の強さは残しておいた方がいいって。あの曲はデモテープのままなんですよ。
レコーデイングスタジオでもう一度歌い直そうと思っても無理で。
あれ以上真剣には向き合えない。音質も悪いけど、アルバムが売れたら正解だと思うし。
あれは小林さんのピアノに対して歌っているデモテープの歌なの。
俺ね、情報量が多いと聴いちゃうのよ。だから俺、カラオケボックスで歌えないのよ。
機械音がすごすぎて音程がとれないし。カラオケボックスで歌える人ってすごいと思う。
たぶん小林さんのピアノって道筋があるんだと思う。自分のギターにもある。
縦のリズムが合ってるから自分のギターとか愛のあるピアノだと歌いやすくて。それなんですよ。
だからファーストテイク。
この一年は歴史だったね。カバーアルバムまでのこの2、3年が凝縮されているっていうか、
ものすごくダイナミックに自分の人生を復習している感じ。
もう一回生き直しているくらいのダイジェスト感がありますね。
バンドのみんなとだけ出かけていくことじゃないと思ってて。
自分が出かけていく感じですね。
(ROCKIN´ON JAPAN 20020.12 別冊宮本浩次よりちょこっと抜粋、全文はぜひ読んでみて下さい!)
なるほどなー。
テレビの番組で一曲ぽんと歌わされる宮本さんの歌を聴いて
時々感じる、もやもや。もやもや。。
ぱっと技術できりとって、あたえられた時間内ですばらしく再現する、そういった意味の歌手、プロではないわけです。
いま一番、正直になってる宮本さん。
年をとるって、そんないいこともあるんですね。